『 老いの才覚 』 レビュー

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老いの才覚 (ベスト新書)
老いの才覚 (ベスト新書)

考えさせられる一冊でした。

要は、

流されるままに周りに頼りながら老いて行くのではなく

出来る事は自分の手で行い、自立して老いを受け入れ生きていきませんか

と言う提案をしているんですね。

まっとうな話しなのにあえて語られる辺りに日本の老人の置かれた立場がみえてくるわけでして。

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本書では日本の老人が色々な部分で周りに依存しながら生きている現実が同じ老いの立場の著者から語られています。

個人的には歳をとってる方に無茶言う気持ちも批判する気持ちも無いです。

ただ本書には随所に納得できる部分がたくさんありました。

・戦争を生き抜いてきた今の70歳代の老人たちが何故戦争時分よりも豊かになった今の社会で自分の力で生きていこうとしないのか?

・以前は人は死ぬまで働くのが当たり前だった。

・歳をとったかどうかは他人に対する「何々してほしい?」という気持ちの多さに比例する。

等など。

とにかくページを1ページめくる度に考えさせられる言葉に出会えますよ。

自分自身、ほんの半世紀前までならもう死んでもおかしくない歳になってきた今、本書に書かれたすべての内容を実践する事は難しいと思います。

でも確実に生きていくうえでの指針にはなってくれました。

どういう風に老いていくと周りに迷惑がかからないのか。って。

実践できるできないは別として。

星5つです。

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