清水由貴子さん

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清水由貴子さんが自殺したニュースがいきなり飛び込んできました。

ほんとうに悲しくなりました。

何で死んじゃったの?
美味しいもの食べてとりあえず明日の朝だけは迎えてみようかなぁ?
死ぬのは明後日で。って思って欲しかったなぁ。

そしたら気持ちが変わってたかもしれないし。

でも彼女の気持。 とってもわかります。

僕自身およそ1年半でしたが介護を行う立場だったので。

介護にまつわる悲しい記事を目にするたび、色々な意見が飛び交いますが介護のしんどさはその状況に置かれた人にしかわからないでしょうね。
自分は幸い今、こうして生きていますが清水さんと同じように死んでしまってたかもわかりません。
実際、仕事も忙しくなった時は死にたくなりました。

介護と言う作業はほんとに辛い作業です。

目の前に居る人の意識がハッキリしている間は未だ頑張れます。

でも、

自分の事を忘れたら ・・・
自分の孫の事を忘れたら ・・・
自分自身が生きると言うことに希望をなくしてしまったら ・・・

それはいきなり決して報われない作業、ゴールの見えない作業。になってしまいます。

後は機械的に行う様だけの作業。

キレイ事は言ってられません。

食事の世話、下の世話、病院との送迎、etc. etc. etc. etc…..

今、下の世話をした手で今度は自分が食事をしている、そういう現実が目の前に広がります。

自分の時間も生活も自分という自我も忘れないとやっていけなくなります。

そんな中で清水さんは頑張ってこられたんだろうなぁ~って思います。

最後に自ら命を絶った時もお母さんを道連れにしなかった清水さんは本当にお母さんの事を愛されてたのだと思います。

清水さんが亡くなった事でお母さんの介護は妹さん?が引き継がれる頃になるのだと思いますが清水さんにはそういう事も考えられない位追い詰められてたんでしょう。

もし、あなたが介護をする立場になった時、運命を恨まないでください。
とにかく声高に叫んでください。
周りをドンドン巻き込んでください。
楽になることならどんな手段を使っても楽になって下さい。

そして自分を許す事です。

清水さんのご冥福をお祈りします。

:姉妹音楽サイト Pipers Caffe

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