目 次
【 概要 】
RSSを元にHTMLに吐き出してくれるツールがないかなぁ~なんて探してたら存在していました。
FeedForAllってサイトが配布しているrss2html
他にも色々あるんだけど手軽にサーバー側に設置するだけで使用可能って点ではこのPHPで実装されたツールは非常に簡単に使用できます。
【 配置 】
まずFeedForAllのダウンロードページより、rss2html.zipをダウンロードし、解凍します。
解凍すると、
以下のの3つのファイルが出来ます。
それぞれ、
ファイル名 | 機能 |
frss2html.php | rssからのhtmlファイル生成PHPスクリプト |
fsample-template.html | 表示フォーマット指定 |
frss2html-docs.txt | 昨日説明 |
後はこれを自分のサーバーに設置するだけ。
【 設置 】
これは単純にサーバーの中でURLから参照できる位置におくだけです。
例えばサーバのルートが、
/var/www
の場合、
/var/www/frss2html.php
/var/www/fsample-template.html
とします。
【 設定 】
設定には二つの方法があります。
1.何も設定せずそのままURLにパラメータを指定して使用する方法
2.スクリプトそのものを修正し使用する方法
【 何も設定せずそのままURLにパラメータを指定して使用する方法 】
以下のフォーマットでURLを構成します。
http://<your-domain>/rss2html.php?XMLFILE=<rss-feed>&TEMPLATE=<template>&MAXITEMS=<maxitems>
タグ | 説明 |
your-domain |
frss2html.phpが設定されているドメインです。 もし僕のサイトならpiperscaffe.ですね。 これはご自分の設定された環境により変わってきます。 |
rss-feed |
読み込むRSSフィードです。 要は読み込みたいサイトが提供しているRSSのURLです。 |
template |
RSSを元に生成するHTMLファイルのテンプレートです。 このテンプレートは、FeedForAllのテンプレートページからダウンロードできますよ。 |
maxitems |
コンバートするRSSの数です。 例えばRSSで100件配信されていてもここで10と設定すれば10件のみHTMLにコンバートされます。 |
【 スクリプトそのものを修正し使用する方法 】
ss2html.phpをエディタで開き、以下の3箇所を変更します。
$XMLfilename = “sample.xml”;
sample.xmlを、表示したいRSSへのfull URLに修正
$TEMPLATEfilename = “BasicWebpage.htm”;
BasicWebpage.htmを、テンプレートファイルへのfull URLに修正
$FeedMaxItems = 10000;
10000を、自分が設定したいMax値に修正
【 使用感 】
実際に、サイトで使用する場合、そのままHTMLで吐き出す事もありですが実際は色々整形したいのでjavascriptからJSON経由で表示するサンプルを作ってみました。
でも、アクセスが増えるとサーバー側のリソースを確実に食います。
なので一定時間毎にサーバー内で稼動させ静的なHTMLを作成しそれを配信する様な使い方がいいんじゃないかなぁ~なんて思います。