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[リミット] コレクターズ・エディション [DVD]
最初に言います。
閉所恐怖所、不安神経症の方は観ないでください。
ハッキリ言ってグロ系やスプラッターモノは平気な自分でしたがこの映画はもう観たくないです。
ストーリー
主人公はイラクで一般物資の運搬を請け負う会社に運転手として働いている男。
彼が運転するトラックが参加していたコンボイが武装集団に襲われ彼は生きたまま棺おけに埋められます。
目的は? 身代金の要求を行うための人質なんですけどね。
そういう物語の背景は映画が進むにつれてわかっていきます。
映画は暗黒の場面から始まります。
数分間に渡りひたすら棺おけに生き埋めにされた主人公の息使いだけが響き渡って。
ようやくオイルライターに火をともした彼が理解したのは自分が置かれている立場。
でも何故棺おけに入っているのかはわかりません。
オイルライターと棺おけから出ている釘をつかって手を縛っている縄を切りやっと両手が自由になった処でいきなり携帯が鳴り始めます。
彼の足元に携帯が転がってたんですね。
そしこの携帯がこそが唯一外界との交信手段となるのですが。
でもこの時点でバッテリーランプは5本のうち3本。
そんな事を思いながらもかかってきた携帯に出ると彼たちを襲った犯人からの電話でした。
犯人は彼に対して「500万ドルを払わなければお前を殺す」という内容の話をします。
犯人が提示した時間の期限までは90分。
そこから彼は様々な方法で脱出を試み始めるのですが・・・・・
とにかく話はドンドンと進んでいきます。
考えられる最悪の方向に。
もう閉じ込められている彼が可愛そうになってくるんですよね。
会社からの裏切り。
同僚の処刑シーン。
アメリカ政府の嘘。
犯人からの過酷な要求。
もうどんでん返しなんてありません(^.^)
観ているほうもドンドンと心が病んできます。
そんな物語でもよければ。
ラストは観てみてください。
【キャスト】
ライアン・レイノルズ『あなたは私の婿になる』『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
【スタッフ】
製作・監督・編集: ロドリゴ・コルテス
製作: エイドリアン・グエラ/ピーター・サフラン
製作総指揮: アレハンドロ・ミランダ
脚本: クリス・スパーリング
撮影: エドゥアルド・グラウ
音楽: ヴィクトル・レイェス
閉塞感、不安感が一杯の星5つ