WordPress にアクセス解析（カウンター）設置

自分が管理しているWordPressベースのサイトにカウンタ付けてみました。

参考にした記事はこちら。

WordPressのサイドバーにアクセスカウンターを設置

目　次

手順概要

アクセス解析（カウンター）プラグインCounterize IIを導入
Counterize IIをプラグインにメソッド追加
カウンタ設置（ソース変更とスタイルシート追加）

となります。

アクセス解析（カウンター）プラグインCounterize IIを導入

アクセス解析（カウンター）プラグインCounterize IIの導入は簡単です。
自分でダウンロードしてきて展開して云々。という手順はありますが面倒なのでプラグインページからインストールする事をおすすめします。

管理画面に入ります。
プラグインページの新規追加 を選択します。

新規追加画面が出てきたらプラグインの検索欄に Counterize を入力しプラグインの検索ボタンをクリックすると検索されたプラグイン一覧が出てきますので出てきた一覧の内、Counterize II の欄にあるインストールをクリックするとインストールが始まります。

インストール完了後、プラグインの有効化をクリックすればインストールはOKです。

Counterize IIをプラグインにメソッド追加

Counterize IIというプラグインはサイトにアクセスしてきた情報を集計してくれるプラグインです。

そしてそのプラグイン内のメソッドには日々のアクセス情報（日毎のページビュー、ユニークアクセス、それらの集計等）にアクセスする為のメソッドが含まれています。

ただし残念な事に昨日のアクセス数（ページビュー、ユニークアクセス）を取得するメソッドが存在していません。

なのでそれらのメソッドを追加してあげます。

追加自体は簡単です。

Counterize IIが配置されているプラグインディレクトリに入ります。

実際にFTPで入った場合は、

cd /hoge/mage/toge/fuge/wp-content/plugins/counterizeii

（ ※/hoge/mage/toge/fuge/ は貴方の環境で読み替えてください。）

とかですね。

FTPでも同じく上記のディレクトリに入ります。

すると、 counterize.php というファイルがありますのでこのファイルを編集するわけです。

counterize.php を開くと、232行目辺りから以下の様な表示になります。

# Returns amount of hits today.
function counterize_gethitstoday()
{
$today = date(“Y-m-d”);
$sql = “SELECT COUNT(1) FROM “.counterize_logTable().” WHERE timestamp >= ‘$today'”;
$wpdb =& $GLOBALS[‘wpdb’];
return $wpdb->get_var($sql);
}

# Returns amount of hits during the last 7 days.
function counterize_getlatest7days()
{
$sevendaysago = date(“Y-m-d”, time()-86400*7);
$sql = “SELECT COUNT(1) FROM “.counterize_logTable().” WHERE timestamp >= ‘$sevendaysago'”;
$wpdb =& $GLOBALS[‘wpdb’];
return $wpdb->get_var($sql);
}

# From Curtis(http://www.graymattersonline.net/)
# Returns amount of unique IP’s in the last 7 days
function counterize_getuniquelatest7days()
{
$sevendaysago = date(“Y-m-d”, time()-86400*7);
$sql = “SELECT count(DISTINCT IP) FROM “.counterize_logTable().” WHERE timestamp >= ‘$sevendaysago'”;
$wpdb =& $GLOBALS[‘wpdb’];
return $wpdb->get_var($sql);
}

このファイルに以下の赤色部分を追加します。

追加したのは昨日のページビューとユニークユーザーの数を取得するメソッド。

# Returns amount of hits yesterday.
function counterize_gethitsyesterday()
{
$today = date(“Y-m-d”);
$yesterday = date(“Y-m-d”,strtotime(“-1 day”));
$sql = “SELECT COUNT(1) FROM “.counterize_logTable().” WHERE timestamp >= ‘$yesterday’ AND timestamp < ‘$today’ “;
$wpdb =& $GLOBALS[‘wpdb’]; 257 return $wpdb->get_var($sql);
}

function counterize_getuniquehitsyesterday()
{
$today = date(“Y-m-d”);
$yesterday = date(“Y-m-d”,strtotime(“-1 day”));
$sql = “SELECT count(DISTINCT ip) FROM “.counterize_logTable().” WHERE timestamp>= ‘$yesterday’ AND timestamp <‘$today’ “;
$wpdb =& $GLOBALS[‘wpdb’]; 265 return $wpdb->get_var($sql);
}

これで昨日のページビューとユニークユーザーの数を表示する事ができる様になります。

カウンタ設置（ソース変更とスタイルシート追加）

以上の準備が出来たら実際にカウンタの設置を行います。

僕がこんな感じのコードを書いてます。

<div id=”counter”>
<table>
<tr>
<td>本日のPV</td>
<td>：</td>
<td align=”right”><?php echo counterize_gethitstoday(); ?></td>
</tr>
<tr>
<td>本日ユニークユーザー</td>
<td>：</td>
<td align=”right”><?php echo counterize_getuniquehitstoday(); ?></td>
</tr>
<tr>
<td>昨日のPV</td>
<td>：</td>
<td align=”right”><?php echo counterize_gethitsyesterday(); ?></td>
</tr>
<tr>
<td>昨日のユニークユーザー</td>
<td>：</td>
<td align=”right”><?php echo counterize_getuniquehitsyesterday(); ?></td>
</tr>
<tr>
<td>&nbsp</td>
<td>&nbsp</td>
<td>&nbsp</td>
</tr>
<tr>
<td>合計 PV</td>
<td>：</td>
<td align=”right”><?php echo counterize_getamount(); ?></td>
</tr>
<tr>
<td>ユニークユーザー</td>
<td>：</td>
<td align=”right”><?php echo counterize_getuniqueamount(); ?></td>
</tr>
</table>
</div>

ついでにCSSにもカウンターの表示部分のCSSを追加しておきます。

div#counter{
width: 200px;
font-weight:bolder;
margin-left: 14px;
padding: 8px;
background-color:#dddddd;
}

このCSS部分は好きなように変更します。

ここで問題なのですが、実際のカウンタを表示するコードをどこに書くか？です。

例えば普通にWidget内に書いてもPHPなので実行してくれません。

（もしWidget内で実行したいのであれば Executable PHP widget 等のプラグインを導入してくださいね。）

なので僕は sideber.php に追加しました。

実際に追加したものは PipersCaffe に設置しています。

PHPによるWordPressカスタマイズブック―2.8対応テンプレートの改造からプラグインの作成まで