要は日本(川崎重工)が技術提供し開発した中国新幹線の技術にアドオンした技術を中国側が特許として各国に申請しようとしている。というもので。
個人的には技術は誰が開発しようとそれをお金に結び付けるには先に公の場所に公開し自分の手柄にしてしまうことだと思ってます。
そういう動きに関しては周りの声なんて全く気にせずに厚顔で活動できる事がとっても大事。
其の点、中国に関してはお国柄や過去の例もかんがみると川崎重工(日本)も本気出して頑張ってほしい。
多分、国は全く守ってくれないと思いますし。
がんばれ川崎重工って思います。
ちなみに技術の内容に関しですがこんな記述があります。
「提供されたのは最高時速200キロの車両で、380キロの走行を可能にしたのは中国の技術」と主張。これに対 し、日本の関係者は、「契約に基づき、安全性を確保するため、営業速度275キロの条件つきで技術を供与した」
なんかほっときゃ自爆しそうな内容(^_^.)
ただ日本の車両等の基準は原発なんかと違って結構、限界値にマージン(余裕)をとってるので275キロと言いつつ実際にはギリギリの処で380キロまで速度を出せそうですけどね。よくわからないけど。
個人的には目先のお金の事にとらわれずしっかり相手見てパートナー決めましょうって事だと思ったりします。
(※ それと本当の敵は身内に居るって事でしょうか。 悲しいけど。)
追記ですが知人に鉄道関係のプラントの仕事を行っている人が居ましてその人、曰く、
「鉄道は作るよりそれを正しく運行し維持していく技術がとっても大切。そしてそれを維持する為の作業に当たる方の教育に費やす工数はとっても大きい。」
との事。
これって国民性がとても大事なんだと思うんですがどうでしょう?
日本の新幹線やフランスのTGV(テジェヴェ)等は運行技術もさることながらそれに携わっている人の意識や安全に対する思いが非常に高いから安全に(今のところは・・・)運行されていると思うのですが。
表面だけの技術を取得しそれを特許として申請する姿勢は悲しくなりますね。j恥ずかしくないんかなぁ~?
新幹線―高速鉄道の技術のすべて
高速鉄道研究会