Kevin Burke & Micheal O’Domhnaill 『Promenade』 レビュー (泣きたいなら聞いてみ)

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Promenade
Kevin Burke & Micheal O’Domhnaill

Promenade

関連アルバム
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今更ながらに何書くねん?って感じだけど。

久々に聴いたら書きたくなったので。

このアルバムは本当に地味。。。。

フィドルとギター&ボーカル。

Kevin Burke と Micheal O’Domhnaill

二人だけの世界が延々展開されています。

そして贅沢を言うとその真価はLP盤でこそ発揮される曲の構成だと思うのですが・・・

でもそういう事を抜きにしても収められている演奏のクオリティーは最高です。

流れるようにかなでられるスライゴースタイルのKevin Burke のフィドル、そしてそれを支える DADGADチューニングのMicheal O’Domhnaill のギター & ボーカル。

音が鳴り出した瞬間から彼らの世界に身中が支配されてしまいますよ。

このアルバムの凄いところは近年インストだけのグループが多い中、最小限の構成でこれだけのビート感と静寂感を同時に納めてしまっている二人の力量です。

フィドルチューンの素晴らしさはもちろんですが個人的には Coinleach Ghlas~等で聴ける故Micheal O’Domhnaillのボーカルは心に残ります。

とにかく一人寝る前、静かに聴きたいのなら最高におすすめの一枚です。ちなみに

自分にとってもはDADGADギターに傾倒するきっかけを作ったアルバムです。