English Fiddle Tunes: For Violin. a Collection of 99 English Traditional Fiddle Tunes
もうだいぶ前に出版されている本ですがあらためて紹介。
内容はメチャメチャ良いです。
今ってネットで直ぐに曲も検索できるけどやっぱり簡単な譜面しか手に入らないんですよね。
少なくともボーイングの向きまで正しく記述されている譜面は皆無。
しかも同じカテゴリーで集められているとなると尚更。
そんな時にはこの本は抜群に役に立ちます。
収録されているのはEnglish Fiddle Tuneです。
そう、IrishではなくてEnglish.
正直言います。
私はEnglish Tuneに興味がありませんでした。
しかし主にする楽器をアイリッシュ・パイプからNSP(ノーサンブリアンスモールパイプ)に変更してからEnglish Tuneを演奏するようになったらもう面白くて面白くて。
最初に音楽に触れたのがブルーグラスだったせいもありますが今はちょっとハマっています。
田舎臭く単調だと思ってたEnglish Tuneですがその構成等に関してはIrish Tuneよりも複雑で組曲の様な曲も沢山あり陰陽の中間をさまよい続けるようなアイリッシュの憂鬱さは無いけれども耕運機に乗って畑を突っ走る爽快感はあると言うか(^^♪
本書はそんなEnglish Tuneを実際に演奏しているCD付で綺麗にまとめられています。
普段、English Tuneに触れた事の無いIrish Tune Loveな方こそ手元に置いて欲しい一冊ですね。
星5つです。
コメント
>ピキちゃん
そうなんです。
アイリッシュチューンだと高速ぶっ飛ばしてる感覚があるんですがイングリッシュの場合は(^_^.)
でもそういう部分ってはまっちゃうと何でもっと気が付かなかったんだろう?なんて後悔する位に面白いんですよね。
耕運機に乗って畑を突っ走る爽快感……(-_-;)