難しいですねぇ~
評価は賛否両論になるんでしょうね。
独白的な手記でのみ構成されているこの作品って読み手が過ごしてきた時間や価値観、おかれている立場、心情で幾通りにも解釈されてしまう気がします。
とにかく全編にわたって展開されている否定の感情の連続。
ある人にとってはその言葉の一つ一つを読んでるだけで気分悪くなるのかもしれません。
でも私はとっても共感出来た部分が多かったですね。
主人公が淡々と発する負の言葉の中にも実は裏返しの感情を包含している部分も感じられました。
潔く生きて死んでいくためにはこれ位の覚悟が出来たら楽なんでしょうけどね。
大まかには同意できますが未だ未だ何回も読まないと先に進めない気がしますので。
感想途中と言う事で星4つです。