婚活貧乏 結婚してはいけない人を避ける方法 (中公新書ラクレ)
露木幸彦
正直言いますと・・・・ 納得かな。
結婚を有る意味、人生の経済活動の一つとして捉えている？方には。
既婚者の立場で納得なんて言うといけないのかもしれないけど・・・・
世に数ある婚活HowTo本って婚活に関する手練手管は詳細に書いてあるけど本当に大事な事は婚活に成功した後からの生活だ。って事にはこれっぽちも触れてなかったんですよね。
本書は婚活に成功し、いよいよ一緒に生活する様になった後、どのようにして人って変わって行くのか？そして心が離れて行くのか、その結果、本書の題名通り、貧乏になって行くのかを離婚問題を沢山、扱ってきた著者がいろいろな事例を挙げて解説されています。
そしてそういう状態に陥るのは偶然ではなく、多くの場合、結婚に至る迄の交際期間にその兆候が現れているんだと言うことを丹念に教えてくれます。
だからそういう相手は婚活中に初めから結婚候補から外す事によって幸せな生活を送れる確立が増えてきますよ。という事に行き着くわけですが。
個人的な意見ですが婚活の苦労なんて結婚生活を送っていくしんどさ（勿論楽しいこともあるんですよ）に比べたらカレーライスを作る時に鍋に水を入れる。位の作業でしかありません。
それだけ婚活後の結婚生活はなかなかに大変なわけで。
本書ではその鍋に水を入れる時に汚れた水を使ってカレーを作るのではなく汚れていない水を使いましょう。ってノリの書籍ですね。
どうでしょう。
この本を読んで結婚自体にますます興味を無くしてしまうか婚活を行う場合の要素として大事に受け取るかは貴方次第でしょうか。
でも惚れたら人って弱くなりますからねぇ～
こいつと付き合って結婚したらヤバいなぁ～なんて思ってても自分を殺したりしますもんね。
難しい・・・・ (~_~)
先ずは一読を。
