グーグルと中国政府がもめています。

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グーグル検閲 中国の情報統制を許すな関連ニュース


【主張】グーグル検閲 中国の情報統制を許すな

クリントン米国務長官も「(検閲は)世界人権宣言に違反する」と批判しグーグル支援を鮮明にした。 中国の情報統制の手段と化しているネット検閲に風穴を開けるという民間企業の動きは初めてである。グーグル中国側の営業的な懐柔策に乗ることなく、
日本経済新聞から引用:

概要

要は中国が自国(共産党)の都合の悪い情報はグーグルの検索結果から削除しろという方針にgoogleが反発している問題なのですが。

もともとgoogleと中国政府はgoogleの中国進出に対し、協議を重ね一旦は中国政府の規制を受け入れる形で中国でのビジネスを開始したのですが・・・・

何でもめてるの?

google提供のgmailを利用している人権活動家らのメールを不正アクセスし、その情報を取得した事件が発生しました。

そしてその手口および方法は組織的は統制の基、実施しないと不可能な攻撃だったんですね。

つまり

中国政府が関与してるんじゃないの?

ってgoogleは主張しているわけです。

そこでgoogleとしても面子がある訳でこれ以上の情報統制を続けさせようとするなら中国市場から撤退します。という話に繋がるわけですが。

実際はどうなんでしょう・・・・

個人的な思いですが。

googleが単にゴネてるだけの様な気がしたりします(笑)

だって米グーグルが21日発表した2009年10~12月期決算は売上高が前年同期比17%増の66億7382万ドル(約6000億円)、純利益は5・16倍の19億7410万ドルと、ともに過去最高ですよ。

その内、米国以外の売上高は23%増となり、売上高全体の53%ですもん。収益の半分位は米国以外の諸外国。

この中には中国も含まれるわけで。こんな美味しい市場から撤退するわけないし。

だいたい2006年に中国市場へ参入した際には、米議会や人権団体からの批判を無視して検閲を受け入れたかこがありますしね。

もし本当に撤退なんてなったらgoogle男前!!って思っちゃいますが。

暫く様子見です。

雑記

情報統制って怖いです。 もう15年程前のことですが、仕事柄中国の人とよく一緒に仕事してるんですよね。(今でもですが)

で、仲良くなった彼女の家にみんなで遊びに行くと山口百恵のテープが結構置いている。

それでその人に。

「山口百恵って中国でも有名なの?」

って聴くと、

「これは中国の有名な歌手ですよ」

って答え。

そうです山口百恵の偽者さんが山口百恵の名前で沢山の山口百恵の歌を中国語で歌ってる(^^♪

彼女は本当にそれを中国の歌手で歌だと信じてるんですよね。

その日は結局、彼女は山口百恵は中国の歌手だと言い張りましたが。

これは単にコピー商品の話ですが仕事を進めて行くと沢山の情報が変な形で彼女たちにインプットされている事がわかりました。

全てが国策でそうなってるわけではないですがそういう事象が沢山あったのは事実。

情報って間違った形で伝わると本当に怖いことだなぁ~と思いました。

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コメント

  1. こいけさん より:

    > 森 さん
    中国って不思議な国ですよね。
    国も人間性も。
    中国ってひとくくりにするのも何ですが地域によって同じ国の人?って位に違ってるし。
    森さんは中国にも行かれてたんですねぇ。

  2. えせパイパー森 より:

    美味しい市場… そうですね。
    企業は倫理よりも利益が最優先ですもんね。

    話はちょっとずれますが、昔中国で会った若者が
    「学校で、お前は日本人に顔が似てるから日本語を勉強しろ」
    と言われて勉強したって言ってたなぁ。
    面白い国だと思った記憶があります。

  3. こいけさん より:

    > Catherine さん
    そうなんですかぁ(>_<)
    なんか怖いです。
    そこまでなんて。
    確かにウイグルやチベットの状態を見てると酷いですね。
    当の中国の人(漢民族)でさえ自分達の方が正しいって思ってますし(思わされてる?)

  4. Catherine より:

    中国の検閲は怖いです。。在中の日本人でさえ、ブログをチェックされているみたいですね。。中国の国民はいい人が多いけどね、政治体制は、おそらく、日本人が思っている以上に、怖いです。。。