先日、とある雑貨屋さんに入った時、沢山並んでた試供品のコロンや香水の香りを楽しんでたのですがふと幾つかの香水の香りをかいだ瞬間色々な記憶が蘇ってきました。
こういう経験は誰にでもあると思うんですよ。
詳しく言うとこの特定の匂いがそれにまつわる記憶を思い起こさせる事を「プルースト効果」って言うんですが。(調べたんですよ(笑))
これはフランスの文豪、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」という小説でこのように匂いにまつわるお話があってそこから「プルースト効果」と呼ばれるようになったのですが。
匂いと記憶に関しての記述を調べてみると面白いですね。
嗅覚というのは臭いをかぎ分ける神経、嗅神経から直接、大脳辺緑系に情報を送るらしいのです。
大脳辺緑系って感情を司る部分として知られているエリアで、お馴染み「海馬」、「偏挑体」と呼ばれている部分です。
このように臭いという刺激を処理する部分と感情を司る部分が同じなので臭いの刺激によって記憶が呼び起こされるという事らしいですね。
という前置きで僕が思い出したのは真夏の海でした。
嗅いでたコロンの中に何十年も前、夏の海によく行ってた頃に使ってた香りがあったんですよね。
すると真冬なのに気持ちは夏(笑)
それも未だ未だ遊び足りないのにもう終わってしまいそうな夏。
曲にしたらYUIの、『I remember you』 かなぁ。 なんか切ない感じの。※歌詞)
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切ない
あの夏はきっと生きてる・・・
良くない・・・
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僕の場合、此処でサザンは出てこないんですよね。好きじゃないから。
こんな風に香りってとっても凄い力を持ってるんだなぁ~って思ったのでした。
もちろん思い出したのはきれいな思い出だけじゃなくて今でも赤面しちゃう様なことも思い出したりしましたが(笑)
そうそう、香りで思い出したのですが 『Perfume』 って映画知ってます?
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これは賛否両論あると思う
これは近年の最高傑作かも
Movie: 3.75/5 Picture Quality: 4/5 Sound Quality: 4/5
個人的には大好きなんですが凄く変な映画。
もう公開されて長い映画なのでストーリーを少し書いちゃうと。
それはどんな香りも嗅ぎ分けられそしてそれを合成することが出来る能力。
主人公は成人間近になると調香師に弟子入りしあっという間にその能力で師匠を追い越してしまいます。
ある時、主人公は街中でそれまで嗅いだ事の無い素晴らしい香りを放つ少女に出会い、彼はわれを忘れてその少女の後を付けその少女を抱きしめてしまいます。
でもあまりにわれを忘れてしまった彼はその少女を殺害してしまいます。
この辺りから物語はブッ千切りの変な話に突入してゆきます。
その少女の香りが忘れられない彼はそれを合成する方法を考えます。
それは怖い方法。
わかい女性を殺害しその身体から出るエキスを調合するというもので。
その方法を考えた彼は次々に罪を犯していきます。
ただひたすら香りを生成するために。
そして最後にはこれまた衝撃のクライマックスが待っているのですが・・・
それは実際に観てみてくださいね。
なんて話がそれてしまいましたが香りって人間の理性を此処まで狂わしちゃうのかなぁ~なんて考えさせられる映画でした。
コメント
> 森さん
YUIの歌詞好きなんですよ。
まだ未完成っぽい感じだけど。
声質も。
YMOも好きです。
高校生の時(歳がばれますね(笑))リアルタイムだったので。
あとクラフトワークとか。
アウトバーンなんて聴きながら運転してたらメチャ速度が出てしまいそうです(笑)
そうそう、僕も工場地帯大好き。
大阪の阪神高速4号臨界線の堺辺りや東名阪の長島辺りって物凄くサイバーな風景が続きますよね。
工場地帯を見ると僕は映画「ブレード・ランナー」を思い出します。
YUIの『I remember you』の歌詞、切なくて良いですね~。
YUIの声は悲しげで好きです。
香りはよく分りませんが、私はYMO聴いたり工場地帯!を見ると
妙に懐かしくなったことがあります。遠い記憶、前世とか?の記憶が蘇るような(よー分らんすね(-_-;)