アイリッシュチューンの伴奏をギターで行いたい人必聴!!
そして全世界のうた歌いさん必聴ですよ。
彼は最初、Rhythm and blues系のバンドを組んでいたのですが次第にアイルランドの伝統音楽に傾倒し様々な有名ミュージシャンとの競演、ソロアルバム作成を経た後、数枚のロック系アルバムの作成及び楽曲の提供を行い優れた才能を発揮し現在に至っています。
此処では彼が伝統音楽を演奏していた頃のアルバムを数枚紹介したいと思います。
伝統音楽系
言わずと知れたPaul Brady(Paul Joseph Brady )の作品を幾つか。
Molloy Brady & Peoples
最初にこのアルバムを聴いた時、Paul Bradyがどうやってギター弾いてるのか全くわかりませんでした。
とにかくフィドルチューンをギターで伴奏したいと思っている人には絶対に聞いて欲しいアルバムです。
全てのセットでパワー フルスロットル!!
それぞれのミュージシャンがメチャメチャ元気な時代のアルバムです。
Paul Bradyの歌、そして当時としては珍しかったギターによる単音弾でのフィドルチューンの演奏等、盛りだくさんの内容。
もちろんギター以外にもフルート、フィドルの演奏も最高です。
Andy Irvine & Paul Brady
こういうアルバム今の若い人は聞いてくれないんだろうなぁ~ (-_-)
Andy Irvine と Paul Brady みたいな本当に上手い人達がボーカルアルバムを作るとこうなるんだろうなぁ~ってお手本の様なアルバムです。
名曲、Arthur McBride でのPaul Bradyのギターなんてメチャメチャカッコ良いだよ。ホントに。
演奏もFred Finn’s Reel/Sailing into Walpole’s Marshのセットなんてそんなに早いはずはないのに演奏に重みの無い人は絶対に乗れないノリで演奏されてたりして(なんとなく意味わからない言い方だけど)今でもこのセット聴くと曲の変わり目で良いわぁ~って心の中で叫んじゃいますね。
この動画なんて何度も何度もみていますよ。
Arthur McBride and The Sergeant – Paul Brady
Welcome Here Kind Stranger
名曲中の名曲、Lakes of Pentchartrainを含むPaul Bradyワールド全開の本アルバム。
歌も勿論ですがギタープレイも最高。
当時珍しかったギターを使ったリードプレイもバリバリです。
Creelから続くバルカンチューンなんてかっこよすぎです。
Paul Brady – The Lakes Of Pontchartrain
泣けますよねぇ~ この曲って・・・・・
コンテンポラリー系
ポール・ブレディーって伝統音楽での活動も行いながら元々のフィールドであるブルースやロック系の要素を持った音楽での活躍も沢山しています。
彼の作った作品は他の有名な歌手に沢山カバーされ伝統音楽の演奏者以上にメジャーだったりしますね。
Hard Station
カッコ良いですよ。 このアルバム。
アルバム聴いてたら彼が伝統音楽で素晴らしいアーティストだって全然わからないと思います。
個人的にはNothing But The Same Old Storyなんて大好きですね。
True for You
Primitive Dance
Nobody Knows: The Best of Paul Brady
Trick Or Treat
Oh What a World
Say What You Feel
Spirits Colliding
Back to Centre
関連リソース
Guitar of Paul Brady [DVD] [Import]
興奮の内容!!
Lakes of Pontchartrain、”Arthur McBride etc.の秘密がわかりますよ。
歌のバッキング、バッキング内のハーモニーソロでのスタイル等 知りたい事全てが網羅されています。
こういう内容のビデオが30年前に出てたらなぁ~
Arthur McBride and The Sergeant – Paul Brady
Paul Brady Songbook
若干の伝統曲も含む自作曲のソングブック。
Paul Bradyファンなら勿論、買いの一冊ですね。