The Chieftains

1962年に結成され、それ以後、アイルランドの伝統音楽を演奏し続けてきたバンドです。

個人的には初期の作品はクラシックの小作品っぽいアレンジがしんどい部分もありました。

ですがここ最近はなかなかにカッコ良いノリのアレンジが多く、で知らず知らずの内に引き込まれる巧みな落とし処はさすが!!と思ってしまいます。

今では長年の活動で伝統音楽の知名度を広げ、多数のミュージシャン(特に他ジャンルの)との競演等活動を行い、グラミー賞6回、アカデミー音楽賞受賞1回の受賞を行っています。

今日、もっとも長きに渡って活動しているバンドではないかと思います。

ただ、メンバー的には途中に主要メンバーが亡くなったり残りのメンバーも体調不良でツアーに参加出来ない等で公演時には大抵、サポートミュージシャンとの競演と言う形が多いようです。

以下のアルバムがあります。

Tin Whistles (Paddy Moloney & Seán Potts)

Chieftainsの初期メンバーであり後にパイプ関連協会の設立に助力したSean PottsとChieftainsのリーダーPaddy Moloneyがバリバリにホイッスル吹きまくってます。 笛吹にはたまらないアルバムかと思います。 一応、二人のアルバムなのですが殆どChieftainsって感じです(笑) )

tinwhistles

Ancient Music for the Irish Harp

Chieftainsの主要メンバーでありChieftainsがChieftainsである事を決定付けた名ハーパーDerek Bellのソロです。 これまたハープのアルバムなのですが殆どChieftainsって感じです(笑)
ancientmusicfortheirishharp

From the Beginning: The Chieftains 1 to 4

初期、The Chieftainsの音が聴きたい方にはおすすめの一枚。お得にアルバムが集められています。
fromthebeginningthechieftains1to4

Down the Old Plank Road: Nashville Sessions [DVD] [Import]

ブルーグラスミュージック好きの自分にはたまらないアルバムです。さまざまなミュージシャンとの違和感の無い競演は一緒に演奏しているミュージシャンのThe Chieftainsへの尊敬とThe Chieftainsの懐の深さを感じます。
downtheoldplankroadthenashvillesessions

Further Down the Old Plank Road

前作、Down the Old Plank Road: Nashville Sessions [DVD] [Import]に続くカントリー界の有名どこととの競演2枚目です。このアルバム作成後、初期からのメンバーである名ハーパー、デレク・ベルが亡くなりました。彼にとっては遺作です。

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