今みたいにネットが発達していなかった頃、新しくチューンを覚えるのは大変でした。
それこそレコードを聴いて必死になって曲を覚えたものです。
そんな時、もう一つの方法が。
それは良い曲集を手に入れそこから学ぶ事でした。
そんな時代、ホント、世界中のアイリッシュ系演奏家から絶大な支持を集めていた曲集がありました。
それがこの本。
何はなくともとりあえずはこの一冊を持つ事で安心感を得たものです。
今はこの本の役目を The Session 等のサイトが担ってくれてますね。
でも今でもよく見ていますよ(^^)
何か安らぐと言いますか。
もう、30年以上前の本なので中身はボロボロですけど。
音符を何気に眺めて心の中で奏でてみて初めて曲と曲名が一致したり(笑)
未だに新しい発見があります。
大好きな一冊ですね。
ちなみにこのO’neill’ の音楽本は幾つかのバージョンがあるのですがこのMiles Krassen版が一番装飾音等も詳しく書かれていて助かりました。
だって当時はロールとか全然わかりませんでしたから。
更に末巻にはオキャロランの曲集にもなっているので隠れた名曲にも出会えますよ。
O’neill’s Music of Ireland: Over 1,000 Fiddle Tunes
Miles Krassen
コメント
今はTunepalもあるしYouTubeもあるし、あと、キーを変えるソフトもあるしめちゃくちゃ便利ですよね。
でも昔の方が1曲1曲の重みがあって、じっくり研究出来たんだろうなぁと思います。
>ピキちゃん
昔覚えた曲はいつになってもなんとなくでも演奏できますが最近の曲は全然ダメです。
必死さがないと心に張り付いてこないんだと思いますね。