手軽に始められるけど音のかなめになるアイルランドの打楽器:バウロン(Bodhran)

バウロン(Bodhran

概要

ダフと似ていますが構造が異なっていますし演奏法も異なっています。

張られている皮もビーターと呼ばれるバチをこすりつける様に叩く奏法に適した様に分厚い皮が張られています。

更に湿度により伸び縮みする皮のテンションを調節するためのネジが付いているものもあります。

主にアイルランドの伝統音楽で使用されている太鼓で今日ではとても有名ですね。

難易度  ★★☆☆☆ ★★★★★

簡単にも演奏できますが手数を沢山入れたり音に変化を付ける方法を行うと結構大変になります。

それでも個人的にはダフよりも楽に演奏できますが。

酷使する身体の部位

ビーターと呼ばれるバチを素早く動かして太鼓の面を打ち付けるのでそれなりの筋力は必要です。

腕力に頼らずホントに指先だけで細いビーターを振る奏法もありますが。

この場合はあまり力は要りませんね。

ただ、ビーターで叩く皮の面を裏側から押さえたり離したり擦ったりして音質や音程を変えるテクニックがあるのですがこれをやるにはやっぱり左腕の筋力が必要になります。

価格

20,000 ~

高くても5万以下ですね。

MEINL Percussion マイネル フレームドラム Irish Bodhran FD14IBO 【国内正規品】

始め方

わかれば単純な動作の積み重ねですが最初はどうやって音を出しているのか全く分からないと思います。

一番いいのは実際に演奏している人を捕まえて数回レクチャーを受けるのが早道かと思います。

後はとにかく曲を聴いてどこで入ってどこで出るのか。

演奏者の邪魔にならずに引き立てることが出来るのか等、演奏以外の部分も多分に学ぶ必要があるかと思います。

何でもかんでも叩いて参加するのはよくありません(^-^;

参考動画等

基本的な演奏方法を。

この後、ドンドン奏法が進化していきますね。

途中で音色や音程を変化させていますよ。

少し長いですが左手で皮を押さえたり離したりして音に変化を与えていますよ。