あらためて偉そうにアイリッシュセッションに参加する云々って書くのはおこがましいのですが,
最近、友達とセッションに参加する機会があったのですがその時、友人曰く
「セッションって参加している人からは当り前の事でも他の音楽から来た人にはわからない事が多くて戸惑う。」
との話がありまして。
こちらも参照:
何処かに良い記事があるか探してみましたが綺麗にまとめられている物を見つけられなかったのでそれならと思い簡単ですがまとめてみました。
あくまでも個人的な意見なので気を悪くされたらごめんなさい。
参加するセッション場所の選定
セッションに参加する場合、先ずは参加出来る場所を見つけないといけません。
でもこれには幾つかポイントがあります。
場所に関する事も勿論、書いていますが気になるポイントを幾つか。
1)演奏レベル
これは自分が演奏している若しくは演奏出来る曲に合った場所という意味です。
高度な曲が弾けない間はセッションに参加したりそういう場所には来るな。と言う意味ではありませんよ。
あくまでも実際に自分で楽器を弾いてセッションに参加した時、周りが自分の知らない曲や演奏出来ない難曲ばかり弾いている処に参加しても面白くないと思われるから。
もちろんそういう状況になってもニコニコ平常心で周りの音を楽しめる方はドンドン参加されると良いかと思います。
個人的にはそういう方は大好きです。
2)雰囲気
これって結構、重要です。
好きでやってるセッションで気を使うのも嫌ですし集まってるメンバーやそのセッションでよく演奏される曲がどの辺りのものかで神経の疲労度が変わってきます。
例えば自分はルナサの曲なら自信があるのにルナサ以外の曲が多いセッションに行ってもなんかなぁ~なんて思いますよね。
何度か参加してしんどいと思ったら無理せず別の場所を探しましょう。
3)メンバー
個人的な好き嫌いはやっぱりありますね。
言ってしまいますが例えばこの人の声や目つきが嫌いとか。
(メチャわがままですが(^_^.))
仕事ではないので嫌だと思ったら参加しなくて良いかと思います。
4)ロケーション
これも問題なんですよね。
自分の場合、大阪に住んでるんですがセッション帰りに1時間以上時間がかかるとやっぱりしんどいです。
なので遠方のセッションには参加しない様にしています。
したいけどすると次の日しんどいので。
本当は京都方面で良いセッションとかたくさんあって参加したいのですが、、、
セッションが盛り上がった頃に2時間近くかけて帰るのは辛くて。
車で行ったらカソリン、高速道路代、駐車代をあわせたら5,000円越えてしまうし。
勿論、セッション命!で良いセッションなら何処にでも参加します!!ってスタンスならドンドンあらゆるところに行かれれば良いかと思いますが
場所に関してですがアイリッシュセッションはパブに限って開催されているわけではなくて色々な場所で開催されています。
例えばgoogleで以下のキーワードで検索すると沢山出てきますよ。
参加時の注意
1)あいさつ
基本的な事ですがやっばり大事ですね。
こんにちは。
から始まって、
はじめて参加するのでよろしくお願しまぁ~す。
楽器は何々弾いてます。
みたいに話せたらOK かと。
楽器ケースだけ持って黙ってセッション場所に座ってたら周りも声をかけ辛いですしね。
あと、この辺のやり取りが出来ないメンバーが常連さんだったりする時もありますがフレンドリーな人が必ず居ますのでそういう人を見つけて声をかければ良いかと。
あと重要な事はそのセッションはオープンセッションであるか雇われセッションであるかの確認です。
オープンは字の如く誰でもが参加できるセッションですが雇われセッションの場合そのお店の販促目的などでお金を貰ってセッション(ある意味セッション風ライブ)をやっている時もありますのでそれを最初に確認しましょう。
2)参加のきっかけ
そんな感じでセッション場所で顔を繋いだらいきなり弾かず、近くの常連さんに声をかけてみます。
弾いても良いですか?
なんて。
大抵は、もちろん!!
って返ってくるので楽器出して弾き始めましょう。
でもいきなりヤル気全開で大きな音でガンガンやっちゃうと周りが引くかもしれないので徐々に自分ペースを出して行きましょう。
3)おさそい
セッションが進んでいくとセッションのメンバーから、
なにか曲を出してよ。
なんて声がかかる事もあると思います。
そんな時は嬉しさ一杯で曲出ししましょう。
でも後で出てきますがあまり特殊な曲、例えばキーがGm、Dm 、Cなんてのは止めて皆が知ってる曲を出した方が良いかと思います。
4)聴く
知らない曲が出てきたらしずかに聴きましょう。
フィドル何かだと聞こえない程度に指で弦を弾いて音を探せますね(^.^)
5)雰囲気を読む
これは結構大事なことで。
そのセッションで演奏されている曲の傾向と言うかそういう物を感じると良いかもですね。
セッションに参加している人なら大抵の曲は知っていると思いますがそれでもそのセッションでよく演奏されている傾向のある曲があります。
例えばクレア地方の曲を延々とやってるセッションとか(極端ですが)
そこでいきなりドニゴールバリバリのメリハリ利いたスコットランドに近い曲をやり始めても周りが着いてこられなくて独り独演状態になったりしますのでセッション場所のノリにあった曲を出す方が良いかと思います。
6)曲の出し方
何かやって。って振られたらこれから自分がやりたい曲を周りの人に、
これしってます?
なんてちょっと弾いてみると良いかと思います。
周りが
知ってる。
なんてうなずいてたら大丈夫ですがアレ?って感じになると独り独演会になってしまうので(笑)
あと曲名で自分のやりたい曲を言っても良いですがキーが違ったり同名異曲もありますし。
やっぱり先に音をだして確認してみる方がおすすめです。
さらに重要なのは曲名なんて覚えていない人が殆どなので曲名言われてもわからないんですよね。
Lunasaの3枚目の4つ目のセットの2曲目。なんて言うとわかる人も居ますが。
5)写真
セッション風景を写真に納めたいと思った場合、初めてそのセッションに参加した場合は一声周りの人に写真とっても良いかの確認はとったほうが良いかもですね。
特に写真等はfacebookや任意のサイトに掲載されるとみんなの目に付くのでそれを嫌う演奏者も居ますので。
やってはイケないと思われる事(演奏の合間)
1)大声での私語
これは当り前の話ですが酔っ払ってセッションどころではなく大声で話し込んじゃってる人も時々居ますので気を付けないと。
殆ど自分に言い聞かせていますが(>_<)
2)個人的な練習、または意味もなく音を出す
誰かの曲出しの合間に必死で音を出してトリップレットの練習したりするのは止めましょうね。
自分もこれは結構やってしまうんですが(>_<)
周りでは次の曲はどうする?
なんて話しているのにそれも聞こえなくなりますし。
やってはイケないと思われる事(演奏時)
1)私語
これは当り前の話ですがセッションで皆が弾いてるときに大声での私語は慎みましょうね。
2)過度のアドリブ
ある意味アイリッシュチューンってコードの先読みが出来る曲なので楽器をある程度やってる人ならある曲に対する変奏やアドリブも可能になるんですがみんなで演奏している時にあまりにメロディーとかけ離れた音を出すと、
こういうバージョンもあるの?
なんて言われたりしそうなのであまり凝った事をしない方が良いかと思います。
同じく最近流行っているハモリに関しても皆がやりだすと本来のメロディーがわからなくなるので誰かがハモリをやり始めたら自分はメロディーをしっかり弾いてあげるとセッションの軸がぶれなくなるかと思います。
3)皆の知らない曲のメドレー
先にも話をしましたがそのセッションで演奏されている曲の趣向と合わない曲を出しすぎるとちょっと空気が読めない人なんやなぁ~なんて思われてしまうかも。
4)特定楽器のみ参加出来るキーでの演奏
これはよくある風景なのですが。
特にフィドラーだと色んなキーの曲が弾けるのでGm、Dm、Cなんていうキーの曲を連発で出されるときが合って。
勿論、流れ的にフィドラーのターンだったら良いですが普通にセッションして曲の流れがいきなりこの辺りのキーに突入すると他の楽器、例えばキー装置無しの管楽器類は一瞬で参加出来なくなります。
この辺りは色んな楽器の特性を知ってると最大公約数的なキーの選定が出来ますのでちょっと担当以外の楽器の構造等も知っていると良いかもですね。
ちなみにG、D辺りのキーなら全く問題ないです。
ただ、ホイッスルの音域以下、以上で構成されている曲も管楽器奏者には苦しいかもしれませんね。
でも慣れている人ならオクターブをひっくり返したりして演奏してくれますのであまり気にせずとも良いですね。
セッションに参加する時に知っていると便利な事
1)フィドラーの右側をあまり詰めない
大抵のセッション場所では混雑しているので参加者は詰めつめで演奏するのですがフィドラーが弓を上げ下げする右腕側(左利きの人は左)は少しスペースを空けてあげましょう。
2)アイリッシパイプのハーフセット以上を持っているパイパーの右側をあまりつめない
パイプのドローン管が右下に伸びていますので此処をつめられるととても窮屈に感じます。
思いのほか右下に出ていますので注意が必要かも。
3)バウロン弾きが複数人になったらちょっと様子を見る
幾つもの打楽器が一つのセッションで鳴り始めるとわけがわからなくなるのでちょっと遠慮してお互いが交互に演奏に参加する等すれば良いかと思います。
4)ギター弾きが複数人になったらちょっと様子を見る
バウロンと同じくギターの場合も様子見でしょうか。
ギターの場合、大抵は弾き手によってスタイルが全く違うので相手に上被せするような事をするとあまり良い印象を与えませんのであくまでも引き気味で。
私の場合セッションに参加したときに先にギターの人が居た場合、その日はギターでの参加は止めます。
ちょっとギター弾いてよ。
って言われれば弾くようにはしていますが。
それでも恒久的にではなくその時だけかな。
5)バウロンはメイン楽器の代わりではありません
メインの楽器、例えばパイプ弾いているけど知らない曲の時はバウロンします。なんて場合。
ギターの場合と同じでバウロン専門にされている方がもし居られるのならなんちゃってバウロンでの参加はやめたほうが良いかと思います。
勿論ナンチャッテではなくかなりバウロンも上手い方ならOKかと。
個人的にバウロン等のリズム楽器ってとっても大事だと思っているので中途半端に鳴るのを嫌う人が多いです。
6)サブ楽器のオススメ
例えばパイパーならホイッスルとか。
メイン楽器で演奏するには少し自信が無いって場合にそちらの楽器で参加するという方法。
でわでわ楽しいセッションを
コメント
ありがとうございます(*^^*)
わかりやすいです*
下のモヒカン君、虹いろでかわいぃ〜♪
分かった!虹色君は高校時代の小池さんですね!
セッションに関してすご~く正しく書かれてます。
でも名古屋のあらたるとセッションは何でもアリです。主催者がいい加減なんで(笑)
>コマちゃん
よかったぁ~なんとなく雰囲気だけでも掴んでもらえたら(^_-)
モヒカン君良い色使いしてますよね(^_^.)
ちなみに名前は芳男(よしお)さんって言いますよ。
若く見えますが43歳です。
記事中に出てくるキャラも一応、名前をつけています。
>ピキちゃん
お疲れ様でした。
ちなみに高校の時にはモヒカン君(芳男:よしお)さんみたいな頭にはしていませんよ。
凄く真面目な高校生です。
セッションの記事はあくまでも主観なので。
たしかにアラタルトは凄そうですね(^_^.)
大勢でなだれ込んできてテクニック出しまくる音大生とかどう思います?
あと、パイプでエアーのソロをやっている時、レギュレーターの真似するホイッスルとかは?
>debuさん
>大勢でなだれ込んできてテクニック出しまくる音大生とかどう思います?
どうなんでしょうねぇ~(^_^.)
私も昔は細かい事に直ぐカッカ来てセッションだけでなくて回転寿司とか公共でアレレな人と出会ったら直ぐに文句言ったりしてたんですがトラブルが絶えない(笑)という事を学んだので今は放置でしょうか。
ただ彼らの立場に立つと変な例えですが早い車に乗ったら急加速したりメーター振り切るまで速度出してみたいなぁ~なんて思うのと同じで有り余るテクニックを披露したい!!なんて思うのも納得出来たりして。
若いしパワーが有り余ってるんでしょうね(^_^.)
音大生にしてみれば2オクターブの範囲で収まる音楽だし結構好き勝手出来ると思うんです。
スケール練習の延長みたいな感覚で。
ただ自分自身が思うのはテクニックは自分磨きの道具に過ぎないしセッションはみんなとの調和や音楽を通しての会話という感覚なんです。
あくまでもテクニックは人に見せる物ではなくて自分で練習を頑張った成果に過ぎなくて。
なのでそういう方々が大挙して来られたら静かに聴いて嵐が静まる(笑)」のを待つかその日は食べて飲んで楽器は出さないかって感じでしょうか(^_^.)
>あと、パイプでエアーのソロをやっている時、レギュレーターの真似するホイッスルとかは?
もう好きにやってって感じです(笑)
アイリッシュ以外の音楽をされてた方ってとにかくハモりたがリますよね。
良い悪いは別として。
それはそれでハーモニーが決まれば綺麗ですし楽しいのですが。
パイプでエラーとかはやっぱりパイパーのハレのターンですからそっと聴いておいて欲しいと思われる方も多いかと思います。
ちなみに私ならそれ以降のセッションでその方が居たらエアーはしませんけど。
もしアレレって感じだったら。
上手いハーモニー付けてもらえたら嬉しいですけどね。
ちなみにアイリッシュ離れて今はNSPでイングランドの音楽中心なのでこちらはハモり屋さんいらっしゃい!!しています(^_-)
よしおさんの詳細きいたら、一気にかわいくなくなってきました。。。(ToT)/~~~
なんで43歳で学ラン?!
モヒカン??
記事と全く関係ない、こっちが気になってしまいますww
そのうち全キャラ紹介よろしゅう~♪
全キャラのリンバーちゃん、つくってほしいなぁ~**
>コマちゃん
一人っ子で両親も仕事と病院通いで殆ど居ない年少時代は絵とプラモデルと妄想だけが友達って感じだったので色んなシリーズの物語作りました(爆)
自家製絵本は実家の整理で全て捨てられてしまいましたが。
よしおさんはその中の1人。
緒都合で青春時代を謳歌出来なくて齢43になって学生時代を思い出し活動している二児のパパです。
お子さんもいらっしゃるんですよ。
リンバーは作りたいけど今は時間がありません(^_^.)
ちなみにバウロン姉さんとパイパー姉さんは姉妹です。
脚線美に自信があるのでいつも短パンとミニスカでセッションに来ます。