アイルランド周辺のお気に入り(^^♪ その1

ここ最近、ホント、アイルランドの音楽、伝統音楽がメジャーになってますね。(と思ってますが(*^^*))

プレイヤーの方もわんさか増えちゃって。

自分がアイルランドの音楽が好きになったころとは雲泥の差です。ただ周りみてるとアイルランド、ド直球って感じで聴かれてて。

そこから外れたエリアの音が好きな自分はちょっと悲しかったりするのでその辺りを勝手にご紹介(^^♪

ケープ・ブレトン

先ずはやっぱりケープブレトン系。

簡単に説明しますとカナダとアメリカの東側国境、ノバスコシア州辺りにはスコットランドからの移民が沢山おられまして。アイルランドよりもスコットランドの影響をうけた音が昔のまま保存された様なスタイルでフィドルやパイプが演奏されています。

今ではアイリッシュ、スコティッシュ、ケープブレトン、イングリッシュスタイルなんて感じでも分けられるくらいにメジャーな分け方されている1つですね。

そんなケープブレトン系の音ですが正直言います。30年位前はメチャ嫌いだった。※すみません(´・ω・`)

伴奏に使われるピアノのブンチャカってりリズムパターンが許せなくて(^^;

処がですね。ここ20年程でそんなピアノももっとカッコいい変化をつける方が多数になってきまして。

今ではメチャメチャ好きになってしまってます。

ボシー・バンドのトゥーリナを進化させた様なメチャメチャ良い感じにシンコペートしてて。

聴いててホントに気持ちいです。

Còig 

というわけでその代表はやっぱ Còigの皆さん。

先ずはちょっと聴いてみてくださいね。

Còig – Whistled No. 1

メチャメチャ良いでしょ。

キーボードの間のとり方が抜群。

ちなみにレイルロードキャップをかぶって体格が良いとみんな 野性爆弾のクッキーに見えてしまうのは何故かは謎。

ライブの動画も沢山上がってますがライブが抜群に良いんですよね。

フルでライブが上がっているので観てみてくださいね。

マンドリン弾きさんには特に良いかと思います。

COIG at Tall Ships 2017

折々に差し込まれる曲が何気にカッコよくて。

セッションでやると結構、人気になるかと思いますよ。

そしてケープブレトンといえばダンスとワンセットって位にダンスもメジャー

もちろん、 Còig のメンバーもダンスしますよ。

Coig at MacBouch St Peter's 4

The East Pointers

以前にもご紹介しましたがやっぱりカッコいいですね。

The East Pointers Wintergreen (live)

ここ最近は伝統音楽だけでなくかなりポップな路線になってまして。

リスナーへの間口は広いほうが良いですからね(*^^*)

ちになみにこの動画の曲にはPVバージョンもありますよ。

トランス好きの自分にはこのバスドラがたまりません。

こちらは更にポップス。

The East Pointers – Elmira

バンジョーやフィドル弾いてるお兄さんが居るユニットだなんて絶対に思いませんよね(*^^*)

では最後はいい感じのライブを。

The East Pointers at Lee's Palace

1:50辺りからのそれまでのタメから開放される感覚がたまりません。

スコットランド

そしてスコットランドですね。

親玉、イングランドはEU離脱かどうかで揉めまくってやっと離脱に傾いてまして。それに乗じてスコットランドでも独立派が台頭したりと今世紀に入ってなかなかに凄い状態になってるのが見ものですが。

Ross Ainslie さん

まずは1セット。

アイリッシュ系の方にもお馴染みのメンバーが参加もしていますね。それでも Ross Ainslie さんを未だご存じないかたもおられるかと思いましてご紹介。

Charlie McKerron and friends: Celtic Thunder, Gordon Duncan set

自分が大好きなスコティッシュ系のパイパーで。

みんなホントに楽しそうに演奏してますね(^^♪

Charlie Mckerron, Tim Edey, Ross Ainslie, Marc Clement ってもう凄いなぁ~って面子なんですが。

かなり逝っちゃてるメンバーの物凄い身内ステージ的なライブですね。

次はすみませんがパイプのセットを。

ほんとにかなり気をつかうんですよね。パイプって結構好き嫌いあるので。

Brìghde Chaimbeul, Ross Ainslie & Steven Byrnes live at Celtic Colours

途中からのダブルパイプのノリが良いですねぇ~

普段、アイリッシュ系聴かれてる方にも楽しんでもらえるかなぁ~なんて期待します。

しかし昔からですがBrìghde Chaimbeul嬢の寡黙な演奏後に少しだけ見せてくれる笑顔に癒やされます。

でもこういう泣ける曲でもちゃんと演奏されますよ。

Ross Ainslie and Ali Hutton’s Symbiosis at MFF 2019

Talisk

アイルランド音楽好きにもおなじみのTalisk

名前はフリスクみたいですがその演奏はフリスクにまけずビシーッと気持ちに喝を入れてくれます。

Talisk live at Celtic Colours International Festival

スコットランドのグループですが今どきのアイルランドっぽいグループですね。

3:50辺りからシーケンスフレーズに取り混ぜたチューンの演奏がカッコいいですよ。

ちなみに最近思うのはコンサーティナも爆速時代に突入しているんだろうなぁ~って感じです。

古くはNomos辺りでLunasaのパイパーのお兄ちゃん、 Niall Vallely が驚異的に凄いトリルと一緒に演奏していた辺りからそんな感じでしたが。

というわけでそういうノリで。

Talisk – Dystopia

もうこれって140位の速度なんですがまさしくトランス。

シーケンサーでアルペジエータ駆動させずに自分でやっちゃってる感がすごくて。

さらに途中のテンポダウンの部分なんてトランス系の構成まんまやん。

もうこのままレイブレイブ!!!って感じです。

というわけで第一弾をお送りしてみました。

でわでわ(*^^*)