リアル皮製バンジョーヘッドの交換

バンジョーと名の付く楽器は基本、円形の胴体にヘッドを張ってそれにブリッジを立てて音を出す楽器ですが、ここではそのヘッドに関してのお話。

今日の様に人工素材のヘッドが作られる前は皮製ヘッドが普通に使用されていました。
今でも皮の音色を求めて使い続けている人も居ますが問題はその皮製ヘッドのメンテナンス。

アイリッシュ系の音楽やってる人なら触ったことがあるバウロンと同じようなものですが周りの湿度によってテンションがドンドン変わる。
つまり天気の日には皮が縮んで皮が張り、良く鳴るバンジョーも雨の日は皮が弛んで全然鳴らないって事になるわけで。

昔のバンジョー弾きの回想録を読んでると、ステージの前に数本のバンジョーの裏に電球当てて皮をカンカンに張り、調子のいいものをステージで使用してたなんて事も書かれてあったりしますしね。

で、そんなにメンテナンスの難しい皮製ヘッドなんですがどうやって替えてるのかなぁ~?なんて思ってたらその方法がWEBに載っていました。

How to install a skin banjo head

How to install a skin banjo head

手順を見ると簡単に交換してるんですが本当にこんなに上手くいくのかなぁ~ってのが正直なところ。

多分慣れるまでに2,3枚練習に使ってしまいそうな勢いなんですが。

個人的にはスキンヘッドのバンジョーは使ったことありません。

でも弾かせてもらった感想はボロンって感じの音が凄く心地よかったです。

確かに手元に欲しくなる音ではありました。