アイリッシュチューンをギターで伴奏する場合、どんな風にすればいいの? その2

パターンに分けると何が便利?

なんでパターン分けするかというとチューンの伴奏を覚える場合、

パターンが似通った曲って殆どおんなじ伴奏してても問題なかったりします。

これって凄く大雑把に話してますが実際にそんなチューンが多いんですよね。

特に、A、Bパートともにマイナーで構成されてる様な曲って殆ど同じノリのコード進行しています。

例えばキーがEmのチューンの場合、Em、Dのコードを行ったり来たり、Bパートの頭でGが出てきて最後の終わりに向かう数小節でCが出て来てチューンを引き締めるみたいな感じです。

例えば、

The Pigeon On The Gate

The Pigeon On The Gate

The Piper’s Despair

The Piper's Despair

この二つってとっても有名なフィドルチューンですが、実際のコードを思いっきり簡単に書くとこんな感じでしょうか。

The Pigeon On The Gate

| Em Em | Em Em | D D | D D |
| Em Em | Em Em | D D | D Em
| Em Em | Em Em | D D | D D |
| Em Em | Em G | D D | D Em

The Piper’s Despair

| Em Em | Em Em | D D | D D |
| Em Em | Em Em | D D | D Em
| Em Em | Em Em | D D | D D |
| Em Em | Em Em | D D | D Em

赤字の部分が違っているところ。

ほら、かなり強引だけど殆ど同じですよね。

こんな感じに自分の中でチューンを分類して覚えちゃうと伴奏する時に次のコードを予測しやすくなって楽なんですよ。

今回はマイナーコードのチューンを例にあげましたがメジャーコードのチューンでも同じことです。

つづく。。。