アコースティックギター弦の寿命

ギターブリッジ

アコースティックギター弦の寿命ってどれくらいなんでしょう?色々な処でいっぱい議論されてたり、さまざまな意見もあると思います。

ある程度アコースティックギターを触っている方ならそれぞれの方が意見をお持ちだと思いますのであくまでも参考程度に。

アコースティックギター弦の寿命は先天的なモノと後天的なモノに分けられると思うんですよね。

正直言ってやっぱり値段の高いギター弦は持ちが良いです。

たいていのギター弾きが大好きなのが、Elixir等は結構な弾き方しても他の低価格弦の数倍は持つ様な気がします。

これが先天的という意味なのですが。

実際に試した感覚では1日に1時間位演奏した場合、Elixirでは1ヶ月程は持ちましたが他の1セット、400円程の弦だと4日目位から急に音に艶が無くなり1週間目には完全にポコポコした音になってしまいました。

Elixirの値段を考えたら400円の弦を1ヶ月に4回交換するというのもありかと思うのですが。

個人的にはここ一番って仕事の時にはElixirやD’Addarioを使ったりするのですが、普段は400円の弦を切れるまで使ってます(笑)

あと後天的な要素としては弾き方と引いた後の手入れ。弾いた後の保管方法によるところが大きいと思います。

弦は金属なので演奏者の汗や皮脂が原因で劣化が始まります。

さらに言えば弦が入っている包装から出した時点から劣化は始まっています。

なので演奏後は最低限、弦に付着した手の汗は布でふき取るようにしましょう。

本当にこれだけの事で弦の持ちが変りますよ。

そして更にギターを保管する場合は湿度に注意しましょうね。

ある程度の湿度は必要ですが夏の日本の様に湿度80%なんてのはアコースティックギター本体の音質にとっても弦にとっても良くないです。

こういう場合はギターケースに収納できる 湿度調節・防錆剤 を使用するのが良いかと思います。