トルコ系の音楽ではお馴染みのSaz(サズ)
色んなサイズが合って奏法も地域、宗派(宗派も関係するとの事)で色々あるみたいなのですがおおむねとてもかっこよくて大好きなのですよね。
ライトハンドのタッピングなんてエレキギターで一般的になるはるか以前からされていますし。
ちなみに実際に弾かしていただいたんですがフレットが一般的なフレット楽器みたいに指板に打ち込んであるのではなくガット弦でネックに巻かれているだけでそれを移動させて音程を決定するような構造になってるんですよね。
また12平均律の半音の間にも沢山のガットフレットがあって微分(微小な音程)音程を出せるようになってました。
更にほんとにペニョペニョの軟い弦が張ってありそれをこれまた凄くソフトなピックで弾くのですが私にはちょっと弾きこなせなかったです。
話は戻って実際の作り方ですが他の楽器の作り方とは全然違うのでかなり面白いですね。
ボディーは丸太をくり抜いて作るってのがちょっと意外
他の同属楽器だと複数の板を張り合わせて作るのが多い様に思うのですが。
ついでにSazについての講座動画もあげておきますよ。
興味があればかなり面白い楽器かと思います。