バンジョーを買ったけど結局どうやって弾くのかわからない?って方の為に少し情報をまとめてみました。
基本的な事項
保存&持ち方
先ず基本的な事ですがバンジョーは他の楽器に比べて比較的温度や湿度の影響を受けにくい丈夫な楽器かと思います。
本体に張ってあるヘッドが皮製の場合は別ですよ。
大方のバンジョーってプラスチックヘッドが張ってあるので極端な温度変化が無い限り大丈夫です。
ただし炎天下に放置したりするとかなりヤバい状態になる可能性がありますので注意です。
あと、バンジョーを持つときですが必ず本体を持つ様にしてくださいね。
物理的に細いネックに超重たいボディが付いてるのでネックを持って移動させたら負荷がかかる事がわかりますよね?
だからネックを持つのはぶら下げて持つ場合位でケースから出すときや人に渡すときなどは必ずボディーを持つ様にしてくださいね。
準備
3フィンガー奏法を行うには必ずピックを使用しないといけません。
音量を稼ぐ為には絶対に必要だからです。
各社色々なメーカーの物が出ていますがおおむねジム・ダンロップ製の物が良いかと思います。
入手も楽ですし。
ちなみに親指には金属ではなくべっ甲やプラスチックのサムピックを使用します。
練習方法
ビギナー
今は優れた動画もいっぱいネットにあるので片っ端から観て行けば良いんですが最初はわけわからないですよね。
なのでそういう時には教則本の出番です。
基本的な3フィンガースタイルに関しては色々な本が出ていますがここで英語の本でもOKか否かでだいぶ選択肢が変わってきます。
日本の本だと
位になってしましますね。
内容的には基本的なアールスクラッグス奏法に関する記述で且つバッキングの仕方など解説されているので演奏自体のノリはとてもよくわかるかと思います。
もし英語でも良いよってのならアールスクラッグス奏法のすべてが網羅されているほぼ本人による解説本が良いかと思います。
Earl Scruggs And the 5-string Banjo: Revised And Enhanced Edition
此方の本では細かいバッキングの方法やスクラッグスチューナーを使用した奏法なども色々記述されており良いと思いますよ。
中上級者
このあたりになるとほぼ大体の指の動きはわかってくると思いますのでもっとテクニカルな解説がされている教則本などが良いかと思います。
一番のおすすめは、
ブルーグラス・バンジョーの達人[DVD] (VIDEO WORKSHOP SERIES)
観ているだけでも楽しくなる内容です。
さらにスクラッグス奏法だけでなくメロディックも極めたいなら専用の教則本。
此方はバリバリのちょっと変態バンジョー弾きのTony Trischkaさんが当時活躍していたメロディックスタイルを演奏する色々な奏者の演奏をTABにし解説されている本です。
内容的には結構、色々な奏者の演奏を研究することができて面白いかと思います。
School of Banjo: Bluegrass Melodic Style (English Edition)
此方はJanet Davisさんが書かれいる本ですがメチャメチャ難しいというより素直にメロディックスタイルが解説されており良いかと思います。
私はJanetさんの他の教則本(絶版ですが)を持っていますが教則本にも人柄が出るんだなぁ~って感じで優しさが一杯ですよ。
このあたりの英語によるマニュアルになるともうメチャクチャ種類があって好きなものを選び放題になりますので好みのものを探していくのも良いかと思います。
更にはお気に入りのプレイヤーが出しているDVD等。
Bela Fleck: Banjo Picking Styles [DVD] [2005] by Bela Fleck
超人、ベラ・フレックの演奏が真近で観られます。
DVD-The Banjo According To John Hartford #1 by John Hartford
個人的に好きなのでおススメ(^^♪
むかーし実際に目の前で観させてもらいましたが他のテクニカルな方とは一線をひいてもなおその存在感を強烈にアピールするスタイルは感動的でした。
当時はかなり太い弦を張ってJohn Hartfordみたくチューニングを下げたりしていましたねぇ(^-^;
ネットから
チューニングに関して
ネットからだと色々な情報が手に入りますよ。
先ずはよくわからないチューニングに関して。
5弦バンジョーはおおむねオープンGチューニングですが時としてマウンテンマイナーやドロップC、オープンCなんてチューニングも使うのでこんがらがりますよね。
そのあたりの情報も踏まえコードに関する情報です。
コードを調べたいなら
こちらのサイトで。 画面内のコード名を押すとコードフォームが表示されますよ。
チューニングに関しては簡単ですが説明させていただきますと。
1弦からD、B、G、D、Gになっています。
すなわち開放(何も押さえない状態)でGコードがなります。
マウンテンマイナーチューニングだと2弦がCになります。
ドロップCだと4弦のみがCになります。
Cチューニングだと2弦と4弦がC。
完全なオープンCだと1弦もE。
でも大抵は1弦はDのままですね。
実際の演奏風景等
最初は何が無くてもロール(高速に行うアルペジオ)
次はちょっと高速
[mryl]wk06z7wNvbA[/mryl]
[mryl]5uvwCbOpaIs[/mryl]
最後はソロを行う場合のティップス
以上、簡単ですが少しでもきっかけになれば良いかと思います。
でわでわ。
参考ページとしては、
Banjo
バンジョーの買い方、弾き方、選び方、値段等 概要まとめ
Banjo(バンジョー)の買い方
もどうぞ。
コメント
[…] 以前、 5弦バンジョー練習の参考になる?情報を少し(スリーフィンガー編)って記事で基本的な持ち方などは説明しているので今回は割愛。 […]