少し前、スタジオジブリの新作、「借りぐらしのアリエッティ」 の事について少し書いたんだけど。
この物語は英作家のメアリー・ノートンさんのファンタジー「床下の小人たち」が原作なんですよね。
確かに面白い(^_^.)紹介した以上、一応、読みましたよ。
でも・・・ どう面白いか書いたらストーリーを言っちゃう事になるのであえて言いません。
とにかくこれがジブリ作品になると思うと今から楽しみです。
で、ここから本題なんですが、「リトル・カントリー」って本を読んだことあります?
少なくとも僕とSi-Folkの吉田さんは読んだことあります。(自慢かい(^_^.))
この「リトル・カントリー」ってのも「借りぐらしのアリエッティ」に雰囲気の似たファンタジー小説なんですが内容の濃さは・・・正直言って「リトル・カントリー」の勝ち。
著者はチャ-ルズ・デ・リント。
二つのストーリーが同時進行で進みながらその合間にはセッションの模様が語られていくんですよ。
リトル・カントリ- 〈上〉 創元推理文庫
そのセッションの様子なんてすごく細かいんです。
更にこの物語の主人公は女の子なんですがなんとノーサンブリアンスモールパイパー(^^♪
パイプのドローン音の描写なんて絶対にパイパーじゃないとわからないぜ!!って位にうれしい記述が一杯だし。
リトル・カントリ- 〈下〉 創元推理文庫
それもそのはずで、作家は楽器も演奏される方だそうで、面白いことにこの本の最後には物語をイメージした曲集楽譜が付いてます。
ほら、パイパーのみなさん、読みたくなってきたでしょ?
なかなかにグッと引き込まれますよ(^_-)
でわでわ(^^♪