メロディック クローハンマーといえば先ずこの人。
このサイトでも取り上げているメロディッククローハンマー本の著作者さん。
メロディッククローハンマースタイル
ここで少しメロディック クローハンマー奏法について説明しますと。
4弦ではない5弦バンジョーの演奏法には数種類あります。
ブルーグラスではスクラッグススタイル及びメロディックスタイルが主な奏法なんですがそれらが一般的になる以前にはフレイリングやクローハンマーと呼ばれる奏法が一般的でした。
そのフレイリングやクローハンマー奏法でスケールが主のフィドルチューンを演奏できるように工夫した演奏法がメロディック クローハンマーです。
特徴はハンマリングオン、プリングオフ、クローハンマーの指使いに乗る異弦でのスケールを使用することによりフィドルの音を綺麗に沿る事が出来るようになりますよ。
もし実際の演奏譜面(バンジョーの場合おおむねTAB譜ですが)を見たい方は検索すると沢山出てきます。
此処で私の大先輩で現在アメリカ在住で活躍されているKさんからこの記事を見てFBでコメントしていただきました。
「フレーリングはダウンストローク全般に使用した方が正確だと思います。クローハンマー、ドロップサム、ラッピング、ノックダウンもフレイリングです。しかし最近では親指を5弦以外には使わないのにクローハンマーと呼ぶ人もいます。メロディッククローハンマーはソロあるいはフィドルとのデュオでよく聞くスタイルですね。30年ほど前 ボブカーリンに連れられてケンのコンサートに行った事があります。元々ギターリストでもある彼のドローン弦を少なく弾くバンジョーがすごく新鮮だったのを覚えてます。兎に角 音数が多い」
との事です。
ありがとうございました。
嬉しいですね(*^_^*) こういう感じで色々教えていただけるのは。
という訳で当サイトでもフレイリングとクローハンマーは用語として分けて使用するようにします。
今度は女性のバンジョー奏者でとても有名な方、Cathy Finkさん。
1曲目はアイリッシュの方もよく演奏される曲ですね。
此処からは色々な方の演奏を。
個人的にこの方の演奏凄く好きです。
次の方もいろんなバリエーションでステキな演奏されています。
この曲は私もよく演奏しています。
ここからはアイリッシュ系を。
どうでしょう?
このサイトに来られる方ってアイリッシュ系の方が多いのでフィドルチューンと言えばテナーバンジョーでの演奏を聴かれる方が主だと思うのですがメロディッククローハンマースタイルでの演奏って凄く味があって良いと思いませんか?
私はとっても好きでフィドルチューンをバンジョーで演奏する場合はメインのスタイルにしています。
でわでわ。