今の様にネットが普及していなかった時代、アイリッシュミュージシャンを志す者は必ず持っていた曲集です。
装飾音も含め詳細に記述された本書は今でもその輝きを失っていません。
収録されている曲はいずれも今日で言うところのダンスチューンばかり。
それらを曲調の種類ごとにまとめて集められています。
リール、ジグ、ホーンパイプ etc.
更に最後の章ではハーパー(アイリッシュハープの奏者の事)の大御所、オ・カロランの作品が沢山まとめられています。
むかーしアイルランドの伝統音楽を志したものは私の周りだとこの本に集められている曲をとにかくマスターする事に必死になっていました。
毎日、1曲づつとか(^_^.)
今はインターネットが普及しているので曲名さえわかれば楽譜もABC譜も誰かが演奏している動画もてに入りますがとにかく一冊手元に置いておいて眺めているだけでも色々と発見があるかと思いますよ。
O’neill’s Music of Ireland: Over 1,000 Fiddle Tunes
ちなみに現在だと2000円ちょっとで購入できますが私が最初に手に入れたときには6000円以上したと思います(^_^.)