私は蛇腹楽器は全く出来ないんですが下手の横好きでハーモニカは昔から大好き。
今でも車にも積んでてちょっとの時間待ちでよく吹いてますよ(^◇^)
というわけでハーモニカの動画を。
ハーモニカを超人的に演奏する奏者って沢山いますね。
カントリー系、ブルース系、etc. 。
ビックリするくらいのテクニシャンがわんさか。
でもこと伝統的なフィドルチューンを演奏する人になると割と少なめになります。
カントリーやブルーグラスのフィドルチューンとアイリッシュやスコティッシュ系のフィドルチューンは音の構成が違うので単にブレスコントロールが上手く出来るだけでは演奏が難しいからかな。 さらに装飾音等の表現もありますしね。
更に他の楽器と一緒に演奏して違和感の無い音選びとなるとなかなかに大変かと思います。
それでもやっぱりアイリッシュチューンなんかをハーモニカで演奏する方は居るわけで。
そういう人たちを少し集めてみました。
先ずはこの方。
かなり良い感じにまとめています。
バンジョーとの合わせもメチャ綺麗にトレースされてて。
特にフルートと一緒になってからはかなり良い音のライン取ってますね。
普通にメロディーの時はパッカーで出してるけど最後のリールなんてタングブロックみたいにしてトリップレット出してる感じだし。
どうやってるんだろう?
かなりお気に入りの奏者さんです。
次も同じ方ですがエアーを演奏しています。ただ他のフリーリード楽器とは違った音の使い方になって凄く面白いですね。
リールもそうですが。
ブレンダンパワーさんはクロマチックハーモニカを主に使ってるのでトリップレットの部分でブレス以外にも半音キーを使ったりしますがこの人は完全にパッカーだけで吹き切っちゃってますね。
更に同じ方が先ほどのリールをソロで演奏しています。
一部、タンブロック使って重音出してますがこれがシングル配列のボタンアコみたいで良い感じですね。
そしてさらにコーナーハウスでは重音出しまくりで(^-^;
対旋律まで出してて。
昔に聴いたBilly McComiskey さんなんかの演奏を思い出しちゃう位です。
お次はもっと伝統音楽よりの音が聴けます。
完全にアコーディオンって感じですね。
使用しているハーモニカもいわゆる10ホールではなくてダイアトニックな複音ハーモニカですね。
自分の亡くなったオヤジがこのタイプのハーモニカが凄く上手かったのを思い出しちゃいました。
しかしリズムの取り方なんか聴いてたらセッションで皆と一緒に吹きまくってるんだろうなぁ~ってのが伝わってきますね。
次は10ホール使ってベンドも使いまくりのいわゆるモダンなカントリー系の人たちに近い演奏ですがそれでもちゃんとアイリッシュのノリは随所に残した演奏で良い感じです。
更にオクターブジャンプのタンブロックが抜群ですね。
この方、ハーモニカで面白い事沢山しています。
次はベンド等使わずにあくまでも10ホールをダイアトニック的に使える音でフィドルチューンを選んだ演奏ですが細かい装飾音も出されています。
伝統的なアコーディオンの演奏って感じの音使いですね。
でもよく聞くと複音使ってるみたいかも。
で、締めはブレンダンパワーさんを色々と♪
ホント、この方上手いですね。
同じ曲ですがバウロンと一緒。
お次はルーパー使ったりして。
粋なThe Corner Houseです。
ではちょっと元気の良い感じのセットを。
このあたりの音使いになるとハーモニカは無敵ですね。
こちらもどうぞ。
ちなみにブレンダンパワーさんも凄いけど一緒しているTim Edeyさんが凄すぎてぶっ飛びです。
ここでブレンダンパワーさん監修のアイリッシュ用のハーモニカの登場。
いわゆるクロマチックハーモニカのスライドボタンではなくあくまでもチューニングをG⇔Dで入れ替える為についているみたいですね。
吹いたこと無いからわからないですけどね。
Cナチュラルが入れ代わり立ち代わり出てくる曲だとベンドさせて方が早い気もするけどなぁ~
と思ったらブレンダンパワーさんのサイトに詳しくスケールが書かれてましたね。
Dキーの時は吸音でC#なのでベンドでCに下げられるので良い感じ。
DとGのハーモニカを二本持ちしなくて良いから。
気になった方はブレンダンパワーさんのサイトで販売されていますよ。
しかしブレンダンパワーさんサイト見てると面白い配列や構造のハーモニカがわんさかでメチャ楽しいですね。
ダブルクロマチックなんてのはかなり良いですね。
個人的に好きなのはクロマチックでキーがDのものかな。
まんまホイッスルになりますし。
でも日本で普通に購入できるのはCですね。
そのブレンダンパワーさんのアルバム
おなじみのチューンが満タンですよ。
ハーモニカって思わずに聞いたら音はコンサ、音使いは1列ボタンアコって感じです。
The Corner Houseのセットが好きかな。
あとハーモニカでアイリッシュチューンを吹いてみたいなぁ~って方にはこの本がおすすめ。
どんな感じで吹いたらいいの?ってのがわかりやすく説明されてます。
ちなみに私はこの本家の中で行方不明になってて(^-^;
狭い家なのになんでって感じですけど。
上級になったらもっと高度なテクニックを解説している本も沢山ありますよ。
ハーモニカはいわゆる民族楽器よりもかなり情報があるので比較的練習しやすい楽器かと思います。
音源も奏法解説も沢山ありますから。ブルースやロック以外のジャンルでも。
後半、ブレンダンパワーさん一押しになってしまいましたがハーモニカでアイリッシュチューンを演奏しているというニッチなノリだけではなくホントにテクニックもセンスもあるので仕方ないなぁ~って感じでした(;^ω^)
でわでわ。