音楽活動における人間関係の難しさと解決策 あなたはソロ派?バンド派?それとも両方?

イントロ

楽器弾いたりうた歌ったり。一人でやってる時には問題になりませんがやがて誰かとバンドを組むもしくは何処かのバンドに誘われて参加する様になるといろいろな問題が出てきます。

多くの場合、その人の音楽に対する好みで対立したりする事が多いのですがそれと同じくらい人が集まると人間関係などでゴタゴタが起きることが多くて。

そんなお話を少しばかり。

まずはわかりやすい処で、

音楽に対する好み

バンドを組む場合、これはそのものズバリなのでわかりやすいです。

フォーク好きな人がヘビメタ好きな人とは組まない様に大まかな処では最初のフィルターで揉めることは無いですよね。

問題は同じジャンルだと思ったのに微妙に嗜好が異なる場合。

例えばアイリッシュ系の音楽で言えばゆったりと聴かせたい人とビートに乗ってガンガン攻めまくりたい人が同じバンドになるとお互いがしんどいと思うわけです。

でもゆったり好きの方でも早いビートで全然余裕で演奏できる人は一杯います。

またその逆も居ます。

なのでこういう場合、相手の好みに合わせて色々とセット(曲の組み合わせの事)を組むとお互いの音楽の幅が広がって良いんじゃないかと思います。

これで解決ですね(ほんまかいな?)

ただ、もっと揉める問題は此処から。

グループを作ったときにそこに参加しているメンバーが、

ソロ派、バンド派、両方?って何?

の場合かと思うわけです。

これはどういうことかというと、

ソロ派

特定の楽器なり歌なり依頼を受けた部分に関して最大限、演奏し楽しむ方です。

特定のグループには属さずスタジオミュージシャン的な活動をしている様なイメージ。

こだわっているのは自分の担当する楽器や音楽への情熱とお請けた演奏時のパフォーマンス。

だれかと一緒にやりたいとかそういう気持ちもあまりなくただ音楽に接することが出来れば幸せという人。

もちろん他の人と演奏するのも大好き。

でも主体は自分が何をしたいのか?という事で周りを巻き込まないタイプ。

バンド派

音楽は皆で作って当然。

一人でやるより皆で力を合わせて作り上げたいタイプ。

緻密に組み上げたバンドサウンドに喜びを感じ個人のパフォーマンスは自分が属しているグループで最高になれると信じているタイプ。

両方

自分がお気に入りもしくは気のあう仲間と特定のグループで活動しながらソロで依頼が来た場合はフラフラとそちらにも参加出来るタイプ。

で、ここでよく起きる問題を。

音楽への取り組み方に対する姿勢の違い

これめちゃめちゃ大事だし最初に確認しておかないと、とんでもない内紛が発生します。

そんな注意点を。例えば、

その1:ソロ志向の人がもしグループに参加する場合、ソロ志向の人達で集まったグループにしておく事。

これはソロ志向の人同士であればそれぞれが他のグループなり現場で活動しててもお互いのことはそんなに気にしないので気分的に楽なんですよね。

ところがもしグループ志向のメンバーさんが居ると

「なんでうちらのグループほっといて他で活動しまくってるの?」

なんてツッコミが入り始めたりすることが多々ありますね。

大体、メンバー募集の書き込みなどを見てみると、

  • 掛け持ち禁止
  • 命かけてグループ活動できる人
  • 何よりグループを第一に考えられる人
  • 腰掛けお断り

とか。

ホンマ、怖い文句が並んでまして。

まぁ~今の時代はここ迄すごい書き込みを見ることは少なくなりましたが。

それでもやはりグループ志向の方の頭の中は変わっていないと思ってます。

普段の仕事でも、出来るものであれば何処でも何でもやります。的なスタンスで仕事している自分からすると、上記の書き込みは恐怖以外の無いものでもなくて絶対に近づきたくないのです。

ですのでソロ志向の人が集まれるのはやはり同じソロ志向の人なのではないかと思いますね。

その2:グループ志向の人はグループ志向の人同士で集まる

やはりグループでの活動を重きを置く方は同じ考えの方々と結びついた方が良いかと思います。

グループで皆一丸となって活動を進めていく!!

そういう心持ちを持った方々ばかりで。

そうでないとホントにわかわからん疎外感を持ってしまったり自分の考えが間違ってるの?なんて。

ある意味、何某かの宗教に入信する位の覚悟といいますか。

自分には出来ないことですが。

まとめ

というわけで自分が他の人と一緒に活動する場合、どういうスタンスでそのバンドなりグループに参加するのか?の心つもりはきっちり考えておいた方が良いかなとも思います。 

というわけでこのへんで。

でわでわ(^^)