イントロ
なんか頭のわるい大学生の卒論みたいなタイトルですが。
ここ数年、めちゃめちゃ体力落ちてまして。
落ちてるだけならまだしも。それがモロ、楽器演奏能力に影響し始めてて。
例えばギターを弾いた直後なんて繊細な装飾音を使用するパイプ類はまったく弾けなくなったり。
ホントに弾けない。
昔は単にギター弾くのが嫌だったのが今ではホントに弾けない状態。
左手親指が固まってしまって。
これは運指で後ろ穴のある管楽器を弾く人にとっては致命的な事なんですよね。
以前はだましだましでも弾けていましたが。
今は物理的に指が硬直したりで弾けません。
だからギターは弾きたくない。
と言うわけで何故そうなるのか?またどうすれば防げるのか等を自分なりの経験から書いてみたいと思います。
年々演奏できなくなる要因
特別な疾病に罹患しない限り概ね、
生活習慣
老化
練習不足
でしょうか。
でもね、これすべて何とかなる事ばっかりですよね。
老化は仕方ないとおもわれますが。。。
それでもその進行をある程度はコントロール出来ると思ってまして。
そんな事も色々書いてます。
で、時間のない方の為、先にまとめ書いておきますと
自分的に大事にしている出来るだけ長く楽器を弾く為に気を付けているポイント。
生活習慣
・食べる量に気をつける。
・食べ物の質に気をつける。
・飲酒は程々に。
・喫煙もやめたほうが良いと思いますよ。
運動
・歩くことは全ての基本。続けましょう。
・筋トレも自重(自分の身体の重さ)を利用するだけでも良いので続けて。
・練習・演奏前後のウォーミングアップは大事(というか絶対にやりましょう)
楽器と練習方法
・練習の質を考えましょう。
・無理な練習はやめましょうね。
・演奏できる状態の楽器を持ちましょう。
・楽器のメンテナンスに詳しくなるもしくはメンテナンスできるお友達を持ちましょう。
というわけでそれぞれを掘り下げて以下に続く。。。。
生活習慣をかんがえる
食事
食事ってとっても大切な事。
私、自分の身体で色々試すの好きなのでこういう食べ方したらどうなるか?なんてのをよく実験してまして。
そういう実体験からの報告ですね。
食べ過ぎない
先ずは此れ。
食べすぎると様々な疾病のきっかけになりますね。
糖尿病。高血圧。悪性腫瘍。etc.
なので食べ過ぎないようにしましょう。って話。
でも、食べたい!!って欲求はとてもわかります。
睡眠欲、食欲、性欲はよく知られた三大欲求ですもんね。
なのでその食欲をコントロールするのはホントに大変です。
でもこれが出来ないと、もしかしたら3大欲求よりも大事な楽器演奏したい欲。笑
が満たされなくなる思うと少し頑張れるんじゃないかと思います。
とにかく過食は血管年齢を低下させたり数々の生活習慣病の要因になります。
結果、演奏可能時間の減少を招くかと思ってまして。
なので如何に食べる量をコントロールするかって凄く大事な事。
ある時、鍼灸の先生に教えて貰った言葉を書いてみますね。
「貴方は美味しい物を凄く凄く食べたいと思うでしょ?
でもその食べたい気持ちの大部分は頭が作り出している過去の記憶からなんです。
それは食べたときに美味しかった。
そしてそれが気持ちの満足に繋がった。
と言う記憶からなんです。
本来食べることは貴方の身体が欲する栄養を摂取する行為が一番でそれに気持ちの満足がつながる事が大事なんですよ。
でも多くの方が満足感だけの為に食べてしまう。
それで満足感だけで身体の欲していない栄養や量を摂取するから身体が悲鳴をあげるんですよ。
食べたい欲求は食べて幸せになったと言う過去の記憶が大部分。
なので少し冷静に考えると大方の食べたい気持ちの整理は付きます。」
って。
確かにそうなんですよね。
気持ちだけで食べちゃって後で調子悪くなったり。
なので,
食べたい!!と思った時は感情に従うのではなく、先ずは身体が欲してる?って基準で考える.
様にしてしています。
ちょっとの事ですがアンガーマネジメントみたく食欲もある程度はコントロール可能かとおもいます。
ですので食べたいと思ったら、静かに身体に訊いてみると良いかと思います。
貴方は本当に食べたいですか?って。
第三者的に事象を考える事って結構役にたつかと思います。
ちなみに睡眠欲、性欲もコントロール出来るのか?
睡眠欲は自分の場合、あえてコントロールしないほうが良くて。
大事なのは睡眠周期。
寝るタイミングを気にして眠れば良いか思っています。
睡眠の周期に合わせって時間を選べば良い感じで。
逆に睡眠の周期を守らなかったらいくら寝ても寝起きがダルかったり。
睡眠の周期って人によって違いますが気にしているとわかりますよ。
もう一つの性欲は?ん〜〜本サイトの話題としては危ないので個別に語らせていただきます笑
食べ物の性質を知る
此れもホントに大事で。
栄養素が身体にとってどんな役目を担っているか?を知る事はとても大事な事ですね。
最低、塩分、糖分、タンパク質、ミネラル、ビタミン類の役割等。
私は腎臓の為に塩分は一日、4グラム以下を目指し。でも無理しないように平均5グラムで生活しています。
でもオーバーしちゃってもそれを気にするとストレスになるのでそれは避けています。
ちなみに塩分ってコンビニおにぎり一つ、だいたい、1.2~2.8グラム位。
とんこつラーメンに至っては20グラム近いものまで様々。
完全に数日分の塩分体内に入ってきます。
このあたり、日頃いただいている食品の成分を覚えると、とても生活に幅と余裕が出てくるかと思います。
今なら身の回りの料理の塩分や成分はだいたい答えられるまでになりました 笑
ちょっとコンビニ販売商品の成分資料
※ファミマ、ミニストップは好きなコンビニだけに非常に残念ですが一読出来る成分表示が何処かわかりませんでした。商品の宣伝ばかりだと売ることだけしか興味がないのかな?なんて悲しい思いをいだきますね。
後は先程書いたミネラルやビタミンがどの様に身体に吸収されるのかまたは何の役に立つのか等も。
例えば筋肉を動かすにはどんな栄養素とミネラルが必要で等。
嗜好品
次に嗜好品。
これは個人差ありますが代表的なものに関して。
飲酒(アルコール)
最強に悪いです。
直ぐに止めてください。
アルコールは心と身体を蝕みます。
波打ち際に作った砂のお城が打ち寄せる波によって徐々に持ち去られ跡形もなくなるように貴方の大切な生命力、演奏可能時間を奪います。
怖いのは飲んでるときはわからない事です。
後になってわかります。
リボ払いの借金より怖いですよ。
♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫
自分の話をすると。
アルコールによって自制心が無くなった事による過食(大体、長年飲酒してると素面の時でもおかしくなりますね)で肝臓、腎臓にはストレスかけたり。
飲酒していた頃は1.5Lのファミリーサイズアイスクリームにズブロッカやウイスキーかけて更に練乳までかけ、それを一日で食べたり。そりゃ身体もおかしくなるよ。って生活してました。
当時は体重も90キロ超えてましたしね。
小さいオヤジなのに。
今は一旦、50キロ台まで行きましたが60キロ台はじめで安定しています。
※でももう少し減量しないと。
とにかくアルコールの前では理性も何もかもぶっ飛びです。
気持ち良いくらいに。
♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫
お酒にまつわるギリギリの事件なんて数限りなく起こしてきました。
飲酒の怖さを知ってもらおうとお酒にまつわるとんでも失敗の一部を書ける範囲で書きかけましたが・・・
自分だけでなく周りに迷惑かかるので消しちゃいました。
ホント、恥ずかしくて穴が有ったら入りたい位ですがインシデント多すぎて入る穴が無くなりました。
そこまで重大ではない話ですら書けない^^;
ホントお酒は怖いです。
ただこれは私がアホたっただけで、俺は私は大丈夫!!と思われる方は飲み続けてても良いんでしょうね。
私はもう全く飲みたいと思いませんが。
お酒を止めてからはかなり快調ですよ。
だって飲んだ次の日、無駄にダルいいまま過ごすなんて事もありませんし。
1日がもったいないですよね。
ですので美味しい酒の味は覚えていますが飲みたい気持ちは全くなくなりました。
ちゃんと身体に訊いてますよ(^_-)
喫煙
ん~こちらについては私はわかりません。
喫煙者ではないので。
ただ私の周りみてると喫煙を止めた友人、知人が多いですね。
タバコ代が高いというのもあるみたいですが。
ちなみに管楽器奏者で喫煙者という凄い友達もいましたが・・・
止めてから全く別人になった様にブレスコントロールが出来る様になった。と言っておりました。
当たり前やろ😊と心の中で呟いたのを覚えています。
ちなみに禁煙した友達の言葉を借りると、
食べ物の味が全く変わった。
こんな繊細な味を全く楽しめていなかった。
何故ならわからなかったから。
だそうです。
味覚に関してはかなり変わるみたいですね。わたしは聞くだけですが。
喫煙者だった知人が作ったカレーは結構、濃厚だったんですが、タバコやめたら味が変わってました。
ちなみに近所の大好きだったネパール料理店の味がカレーからウ○コ位に変わってしまいました。
スカトロ趣味はないので想像ですがそれ位、味が変わってて。
コロナでシェフがネパールに帰ってしまったのかなぁ😭
も一度食べたいあのチキンカレー🍛
運動
ハッキリいいます。楽器は体力無いと弾けません。
そのためには最低限の筋力維持は必要。
でも筋トレでやたらと筋肉ばっかり付けても楽器は弾けないんですよね。
力に頼った演奏は身体も聴く人の気持も壊します。
とーってもリラクスした状態でないと、とんでもない事を本番でやらかしたりしますし。
そのためには2つの方向からのアプローチが大事かと思ってまして。
筋肉を付けることとそれをほぐすこと。
筋力トレーニング
別に ムキムキムッちょんにならなくてもいいので軽い筋トレは大事ですよね。
普段の生活でも。
この歳になると身内の介護する体験するのですが、すると人ってどういう状態を経て動けなくなるかがわかるんですよね。
こうなってこうなって最後はベットから起きられなくなるみたいな。
やっぱりいちばんは足の衰えからで。
なのでまずは無理せず歩くことが大事かと思います。
なので一日、30分でも良いので歩く様にしています。
その後が筋トレですね。
私は和太鼓やってたときはメチャメチャ筋トレして鍛えてましたが事務職が長くなるとホントに筋力落ちちゃって。
ギターでセーハコードフォームなんて今は長時間無理ですもんね。
なので出来るだけ手を傷めない範囲の筋力トレーニングはちょっとの間に実行しています。
一日、5分ずつ、20回とか。
ほらダンベルとかを部屋の入口に置いておいてそこを通過するたびに20回程、ダンベルカールやるとか。
そのうちダンベルみたら上げたくなるようになりますから。
ジムに通わなくても楽器を弾く為に必要なくらいの筋力トレーニングは出来ますよ。
ストレッチ
これホントに大事。
自分の場合、今はストレッチせずにパイプ類触ると全然、まともに弾けなくなってます。
10分ぐらい演奏前にストレッチを実行すると演奏、1発目からちゃんと指が動きます。
でもこのストレッチの効果がわかり始めるのってだいたい40歳超えたあたりからですね。
それまではいきなり楽器弾けてましたから。
でもそのいきなり弾いちゃう事をやってたのでその疲労がある程度の年齢になったら出てきたんだと思います。
なので早いうち(若いうち)から演奏前と後にストレッチをオススメします。
そして練習や本番の後にも。
これだけで腱鞘炎等結構防げますよ。
練習方法を考える
練習しないと楽器は上手くなりませんし現状維持の為にも練習は止められませんね。
そこで練習時のポイント。
無理しないこと
練習時間
長時間の連続練習は身体と精神に良くありません。
できないところを何回も何回も繰り返し練習するのも。
肉体的、精神的、疲労が溜まるだけです。
難しい処は10分位練習してから一休み。
それの繰り返しが良いと思います。
少なくとも自分の場合は。
こういう記事もありますよ。
要は何某かの肉体を使った練習では実は練習している(指を動かしている等)よりもその間の休み時間に指を動かすための神経回路が構築されている。というお話で。
自分もこの練習方法。少し休み。また練習というのを数年前から取り入れています。
楽器
良い楽器を使ってくださいね。
良い楽器の定義は高価な楽器と言う意味ではなくちゃんと調整されてて決まり通りに触ればそれに応えて音が鳴る楽器。
もちろん良い楽器は概ね誰が鳴らしてもいい音が鳴ることが多いですが。
ちゃんと調整されていない楽器は身体に無理な力が必要になったりと身体を痛めます。
若いうちは無理してるのがわからないし何故かそれでも演奏できます。
でもハッキリいいますが自分の周りのプレイヤーで無理してた人は全て身体壊してます。
特にバグパイプなんてちゃんと調整されていな楽器でいくら練習しても絶対に上手くなりません。
アコーディオンだったら腰。
バグパイプだったら腰、首、肋骨(ちなみに私は肋骨骨折したまま治ってません)の障害。難聴。
サックスだったら頚椎。
バイオリンは首、脊椎の湾曲等
ギター等の弦楽器だと腱鞘炎
もう楽器特有の身体疾病発生しまくりです。
ほんと、無理に身体に合ってない楽器を鳴らすと身体に歪や変な癖が付いてしまいます。
ですのでちゃんと調整された演奏可能な楽器を使ってくださいね。
少しでもおかしいと思ったら調整できる方に楽器を診てもらいましょう。
そのためには日頃から信頼の置ける楽器メンテナンスをやってもらえる人と知り合いになっておくことも大事かと思います。
そして大事なこと。それはここでお金ケチらない事です。
ちゃんとした技術を持った方に対してはそれなりの対価をお支払いして楽器を調整してもらう。
それが嫌なら自分で調整できるように技術を身につける。
それも嫌なら?
ん~メンテナスのあまり必要でない楽器を選択する事くらいでしょうか。
色々書いてきましたが要は無理しない事ですね。
でわでわ😊