少し前、伝統音楽と楽譜ってタイトルでPipers Caffe Notesに投稿したんだけど少し関係のある話し。
オチも何も無いけどふと歩いてたら思い出したので。
むかぁ~しの話し。
自分は色んな音楽が好きなのである時メンバー募集の広告見てると遊佐未森が好きな人募集みたいな広告を見つけてその人と会ってみたんですよね。
実際、会ってみると募集かけてた人は普通の人だったんだけど、そこに居た自称キーボード弾きが痛い人だったなぁ~
どんな楽器を弾いてます?って話しになったので、
「ギターとかアイルランドのバグパイプ弾いてるよ。」
って話しをすると、
「その楽器の音域は?」
って質問。
「2オクターブかなぁ~」
なんて答えるとすかさず、
「半音は出ます?」
って質問。
なんかよくわからないけどありのままに、
「ん~出る事は出るけどアイルランドの伝統音楽であんまり半音使ったりしないかな~」
なんて答えると、
「じゃー全然ダメですね!!」
俺、完全に (・_・) ですよ。
なに言ってんだこの人は?って感じ。
自分も20代ならそういう人には身体でわかって貰う事にしていましたがその頃にはもう、そんな元気も無く、その人の話しがあまりにも面白かったので疲れて話せなくなるまで聞かせてもらいました。
以降、その人の一人語りの内容は、
・キーボードは全ての音が演奏できる。
・どんなコードも演奏できる。
・必要な音が出せない楽器は楽器ではない。
・単純な音で出来ている音楽は劣っている。
etc.
なんて言うかぁ・・・色んな人に会いましたがこんな人も居るんだなぁ~って良い勉強になりました。
って事を思い出したんですが。
こういう偏った人はどうやったら出来るんだろう?
やっぱり一面的な教育しか受けてなかったらそうなるのかな?
言うまでもなくこの人の理論が完全に破綻しているのは楽器としての特性と音楽の優劣を同じ様に語っている事。
違う言い方をすれば、
・お金が無い人は絶対に不幸である。(当人にきかなわからんやん)
・家を持っている人は持っていない人よりも優れている。
・身長が標準以下の男は不幸である。
・標準より太っている女は不幸である。
みたいな。
でもね、それ以降に出会った人の中にもこういう人は結構居ました。
自分のやってきたモノ、信じてきたモノが一番って思いたい気持ちもわかるけど他者との共感が無い処に良い物は出来ないですよ。
そういう人は勝手にオナって気持ちよくなってくださぁ~い。
その後その人がどうなったか噂にも聞かないけど未だ音楽やってるのかなぁ~?
という経験から一面からしか物事を見られない人に出会うのも密かな楽しみだったりする僕でした。
HOPE | |
遊佐未森
Sony Music Direct 2006-12-13 |
コメント
その人にかかったら「1オクターブ+1音の9音のみ、半音無し、CとDの音程が27/25」なんていうハイランド・パイプについては、全然ダメどころか、存在自体を全否定されてしまいますね〜。
> パイパー森 さん
きっとそうだと思います(爆)
それ以前にもアイルランド旅行中に会った演歌バンドでベースを弾いているというミュージシャンは「こういうアタックの強い楽曲はきわめて原始的で野蛮だと思う」とのこと。
なんて言うか、、、こういう人って何言っても話にならないと思うんですよね。
ジュースしか飲んだ事無い人間にビールやモルトの味の説明してもわかりっこないし。
色んな飲み物を飲んで、その中でこれが好きってのならわかりますけど。
今はこういう人も居るんだなぁ~って事でそういう人の話しをきいてみるのも楽しくなる事に気が付いた感じです。