アイリッシュ・パイプを演奏する上でトリップレットってものすごーく大事なテクニックなんですが暫くパイプに触ってなかったらトリップレットの勘が遠のいてしまいますね。
で、それってちょっとヤバいんじゃない?って思って今日は30分間だったけど必死でトリップレットばっかり練習。
具体的には、
な感じで。
音符の上にドットがある音がトリップレット。
ちょうどフィドルだと一音一音弓を上げ下げして音をすばやく明確に切断する事になるしホイッスルやフルートだとタンギングで音を明確に切る事になります。
でもパイプだとタンギングできないから必要な音の前後で一旦全ての指穴を塞いでチャンターの下もひざの上において無音状態を作ります。
このトリップレットがフィドルとか他の楽器奏者とキマるとメッチャ気持ち良いんですよね。
暫くリハビリ期間が必要な感じでした(笑)
明日も頑張ろう。っと。
コメント
トリプレットだけ30分…。私の場合、途中からどんどん酷くなっていきます。
最近はタイトなフィンガリングも進化していて、トリプレットから4連のquadruletとか5連とか、更にこれをバックスティッチングに組み込むなんて事も見られます。
それと吃驚したのがミックオブライエンからレクチャーを受けた時「ルーズなトリプレット」というテクニックを教わりました。トリプレットなんだけど少しハッキリしないというか空気がベルから漏れているというか。表現方法は無限大ですね。
> innerhand さん
30分ってのはそれだけリハビリが必要な状態になっているという事で(爆)
そうなんですよ。
最近、いろんな動画を見ると同じトリップレットでも自分が知ってるもの以外の物を目にする機会が増えててどうやってんだろう?って思っちゃいますね。
ミックオブライエンの「ルーズなトリプレット」興味あります。
是非々々レクチャーお願いしますm(__)m
・・ベルから漏れている・・
ちょっとレガート気味なのかしらん?
話は戻って管楽器(他の民族楽器も含む)のテクニックって全世界的にものすごい速さで進化していますね。
これはアイリッシュパイプに限った事ではなくて。
ギターの奏法だけでもここ20年程で中学生でも普通にスイープする時代になってるし(笑)
だんだんついていけない今日この頃です(^^♪
ちなみに今日はパイプとはぜんぜん変わって二胡の数字譜をTABに直して練習してみました。
二胡の世界もここ数十年で驚異的な進化を遂げてしまって驚きの連続です。
はじめまして。
音楽が大好きで管楽器(サックス、フルート)少し吹いているアマチュアプレイヤーです。
わぁ~アイリッシュ・パイプのトリップレットってすごいテクニックなんですね!・・。
勉強になりました。
ありがとうございます。
> damp さん
コメントありがとうございました。
サックスやフルートと共通するテクニックもありますが違っている部分が音楽性のカラーを出してるんでしょうねぇ。
これからもよろしくお願いします。
ルーズなトリプレットですが幾つか方法があって、トリプレット中にほんのちょっとベルから空気を抜けさせるというのと(CBAの)、指でレガート気味にするの(GFE)を教わりました。後者はミックオブライエンから前者は別のパイパーからです。
> innerhand さん
ありがとうございます。
CBAのものはなかなか難しいですねぇ~
全体的にレガートかスタッカートなら良いけど一部だけってのは普段使わない筋肉を思いっきり使わされている感じします。
GFEはいけるけどルーズなノリをやってると同じ曲中でタイトなフレーズが出てくると勝手にルーズなノリになってしまいそうです。練習ですね(^_^.)