音楽でありえない組み合わせは許せても食べ物では許せない!! その1

自分、音楽に関してはかなり柔軟な考え持ってて異種楽器や異種ジャンルの音楽が組み合わさってでも面白さを見つけられるんです。

でも自分の好きな食べ物に関しては強固なこだわりが有るみたいです。

個別の食品に好き嫌いはほぼ無いんですが組み合わせが許せない食品。

頭が硬いのか何かよくわかりませんが。

自分の中でのアリエナイ組み合わせの一つが酢豚の中のパイナップル。(※パイナップルで統一記述)
※パイナップル自体は大好きですよ。

酢豚って美味しい素材のせめぎあいを超絶バランスで組み合わた料理で。

甘酸っぱいとろみで包んでしまうという大胆なアレンジは、ある意味、素材の戦いの場が皿の上に乗ってるようなものだと思ってまして。

それらを順番に頂き時々出会う衣の付いた豚ロース肉に喜びを感じるそういう料理であります。

外食時、酢豚、とんかつ、カレーライスだけでほぼ回しちゃってる自分は遊びに行く場所(神戸、京都)ではそれぞれの場所にそれぞれの料理毎に5件ほどのお気に入りのお店があり、それらに行くことを無上の喜びとなっています。

ときには酢豚を食べにだけ神戸に行くこともあります🚘

自分の場合、酢豚の材料は、

  • 揚げ豚ロース肉(これも衣の付き方、衣へのとろみの浸透度によってお店の個性があります。)
  • ピーマン(必須:まぁ~普通に入ってる)
  • じゃがいも(時々入っているお店もある。邪魔にならない程度であればOK)
  • 人参(必須:短冊か工夫した切り方かでお店のこだわりが見えます)
  • 玉ねぎ(必須:切り方によっては台無しになるときあり)
  • 赤パプリカ(あれば彩りが華やかになる)
  • たけのこ(あれば嬉しい)
  • しいたけ(あれば嬉しい)
  • きくらげ(あれば嬉しい)

であります。

ただしこれらが全て入っていると嬉しいわけではなくこれらを上手く組み合わせてこその酢豚だと思ってまして。

それは各店の腕も見せ所でもあります。

これらの素材を極上の酢で作ったとろみにからめられた酢豚を頂くともう、メチャメチャ幸せ😀😀😀😀😀😀😀

生きてて良かったぁ~って思える瞬間です。

この様な一つのお皿の上で素材達がお互いを牽制しあい、時に叶い合いながら食されていく戦場になんで ”パイナップル” が必要なのか?????

誰が最初にこんな事をしたのか?????

これは私世代で例えるならスター・ウォーズの中にいきなりピンクレディーが登場するくらいのインパクトがあるわけです。
※普段ならもっと冷静に例えを考えるけど、閃かないくらいに許されない組み合わせなので適当に書いてしまったわぁ。

ほんと誰が最初にやったの?

パイナップルの消化酵素が良いと思って入れてみた?

栄養士さん?

たまたま手伝いに来てたおばちゃん?

しらんおっちゃん?

それともたまたま厨房に余ったパイナップルが有ったの?

もう、考えるだけで腹立ってきた。

だって、せっかく甘酢がからまってるのに酢豚の中のパイナップルを食べると更に違う甘さが口に広がるんだよ。

逆に例えるとパイナップル食べたら時々酢豚の甘酢の味したらおかしいでしょ?

おかしくない?  

おかしいよね?

きもちわるいよね?

甘さに甘さの加油してどうすんの?

それも違う種類の。

更に酢豚の中のパイナップルって全然やる気なくなってるでしょ?

パイナップルってあの繊維質が、ある意味自己主張しているたべもので。

歯の間に繊維が残っちゃう位のガッツのある果物なのに。

なに甘酢に甘えてトロトロになってんだよ。

あの頑なな繊維質な根性は何処に行ったんだよ?

お前はそんなに志の弱いやつだったのか?と問いたい。

更にトロトロになってる割にはしっかりと果物の甘さを残しやがって。

いっそバーモントカレーのりんごみたいにルーと一体になるくらいにとろけてみろよ。
※でなきゃ西城秀樹に怒ってもらうぞ!!(わからんでしょ?それでイイです)

そしたらフルーツ風味の酢トロトロになって案外美味しいかもしれない。

お店によっては酢の種類によって酢豚のメニューを別けてるくらいだから。

パイナップルを漢字で書くと「鳳梨」

なんか風情あるやん。

黒酢酢豚みたいに鳳梨酢豚なんてメニューに出したらオーダーするモノ好きが居て売上が増えるかもしれない。

私はオーダーしないけど。

と、ここまで書いて自分が何故、酢豚の中のパイナップルが嫌いなのかわかった気がした。

違う甘さの合体が許せないのと甘酢に甘えた根性無しのトロトロのパイナップルの態度だったんだと。

もし甘みを抜きまくられても繊維質を残すという根性をみせたパイナップルなら大丈夫かもしれない。

自己主張せず酢豚の甘酢のみに自分の身を任せたパイナップルなら。

ん~そういうパイナップル入の酢豚、食べてみたくなりました。

根性あるけど甘さを出さない節度あるパイナップル入の酢豚。

これならステキかもしれない。

あぁ~オチもなんにもない文を長々と書いてしまった。

ただ酢豚の中のトロトロになった根性が無い割に甘さという自己主張だけを残したパイナップルが許せなかっただけで。。。。。

明日の昼は酢豚にしよう。

もちろんパイナップル無しの。

でわでわ😊