6月20日午後、参議院の本会議で著作権法の改正案が可決・成立しましたね、
要は
「違法にアップロードされた音楽ファイルなどを違法と知りながらパソコンやスマートフォンにダウンロードする行為」
で最大で懲役2年または罰金200万円になってしまう(^_^.)
これって怖いです。
大体、違法かどうかなんてわからない事も多いし。
単に動画共有サイトに上がってる動画の音源(もし違法であれば)をダウンロードしても罪になるわけですから。
実際には権利者の告訴がなければ罪に問えないですが裏を返せば権利者が告訴を行い裁判所で礼状がおりれば即、明け方に、警察から玄関をノックされる事になります。
ある意味、誰でもガ容疑者になる可能性があるわけで。
違法ダウンロードなんてやってなくても誰のパソコンにも今時、mp3の一つや二ついやもっと沢山あるでしょ。
自分の持っているCDからリッピングしてiPodに入れてる奴とか。
でもそれが違法にダウンロードされたものかどうかなんて直ぐに証明できないですよね。
たまたま同じソフトを使ってリッピングしたものをアップロードされてたら?
もうアウトです。
思うにこの刑罰化って使い方次第で拡大解釈されたら簡単に別件逮捕の手段になってしまうんじゃない?って事で。
いよいよ始まったかぁ~って感じす。
あとこの刑罰化の目的ってエイベックス顧問で慶応大学大学院教授の岸博幸氏らが語るところによると、
「日本の文化を守る点から不可欠。良いコンテンツ、良いアーティストに資本投下したレコード会社が正当に報われるようにしなければならない。ネットで無料 入手できる環境は改める必要がある」とし、「市場を公正なものにし、価値あるものにはお金を払うものにしなければならない」
だそうですが・・・・
日本の文化云々って言ってるエイベックスさんが音楽業界の中では一番、韓流に力を入れてるんじゃないの?なぁ~んてなんかモコモコっとしたモノを感じてしまうわけです。
[参考記事]
違法ダウンロード刑罰化への津田大介氏の国会参考人発言を書き起こしました
日本レコード協会、違法ダウンロード刑罰化成立に「歓迎」コメント
違法ダウンロードに刑事罰・著作権法改正で何が変わるか 壇弁護士に聞く
でも本屋さんに行くとこの手の本がワンサカ置いてありますね。
一斉に姿を消しちゃうんだろうか?
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