自分で出来る腱鞘炎(けんしょうえん)の予防と自宅治療

腱鞘炎が痛い感じの図

今回はちょっと真面目な記事を。いつも真面目ですけどね(*^^*)

自分、今までに腱鞘炎を何回もやってます。

一回は腱鞘(けんしょう:腱が通る筒の部分)を切開して開き、何回かは注射で散らし。 残りは自分で治した経験から自分で出来る腱鞘炎(けんしょうえん)の予防と自宅治療を少し書いてみます。

でもあくまでもこれは個人的な事なので信じるか信じないかはアナタ次第。

そして書いている事を実施する事に関しては全て自己責任でお願いします。

今までのこと

最初に腱鞘炎になったのはまだまだめちゃ若い頃(笑)

当時はアコースティック・ギターでのフュージョンミュージック等が流行っていまして沢山のカッコいいギタリストがアコギで超絶テクニックを披露しまくってた時代。

スーパーギタートリオなんていうぶっ飛んだユニットも世界ツアー開始したりしまして。

友人の影響もあり自分も速弾きだぁ~って感じでホールトーンスケール(全ての音の間隔が長2度の音階でギターだと指に負担かけます)やわけわからんスケールの練習等に明け暮れてました。

ちなみ スーパーギタートリオ ってにこんなの。

John McLaughlin(動画では真ん中)等はインドのミュージシャンとメチャメチャ熱い演奏を繰り広げてまして凄く好きなミュージシャンなんですが。

そんな人達に憧れてピッキングは全てオルタネイト(一音一音、ピックを上げ下げして弾く事)で長時間やってました。もちろんエレクトリックギターではなくてアコギで^^;

そしたら左手中指がおかしくなってきまして。

ある時から左手中指を曲げることも出来ず更に物を掴むと中指の付け根に激痛が走るようになり病院に行ったときには注射しても直ぐに再発状態。それで腱鞘切開です。

でも今でも無理するとやっぱり痛くなるんですよね。

そして二回目に腱鞘炎になったのはバグパイプを初めて間もなく。

左手親指をチャンター(音を出す管)の指穴の上で指を上げ下げして開け閉めするのではなく指をチャンターに付けたまま穴の上下を素早く2、3回スライドさせ、

ト・ト・ト

って感じの音を出すテクニックが有るんですがそれの練習のし過ぎで。これでこれから何度も発症するドケルバン腱鞘炎になってしまいました。

こちらも注射で治したのですが油断すると定期的に再発するんです。

ちなみにこの時はパイプをしばらくハードケースに入れてまして久々に開けると全て緑色のカビに覆われていたという状態(笑)笑えないけど^^;

どういう時に発症する?

というわけで自分なりに色々考えてみると、だいたい ドケルバン腱鞘炎になる時ってわかります。当たり前ですが、

無理な練習や無理な姿勢での指の使いすぎ。

これが一番。

でもね、掘り下げると根本的は原因は他に有るんじゃないかなぁ~って思うようになりました。何回も経験してくると(笑)

何故なら 無理な練習や無理な姿勢での指の使いすぎ。 って状態でも発症しないときもあるんです。

では発症するときとしない時の違いは?

この違いがわかれば予防にも繋がると思って自分の身体で試して観察してみました。

で、自分が思う根本的な原因は?

先ずドケルバン腱鞘炎が発症する時って、

・大抵、冬が多い。
・練習しているときに水分を摂っていない。→冬だけでなく夏でも練習後に急に痛くなる時があります。汗かいたりしている時。
・ミネラルやビタミン不足の食生活の時。 ← 仕事が忙しくて食生活がめちゃめちゃな時。
・後の治療方法に出てきますが炎症起こしている処に湿布薬貼るよりも違うところに貼ったほうが効果テキメン。

これらを考えると確かに痛んでいるのは親指の手首側だけど原因は他にあるのかと思うようになりました。

それで色々自分の身体で試してみるとだいたい予想が付いてきまして。

単純な話 原因は

肩コリからくる血行不良

じゃないかって。

そうなんです。肩がコルと腕が固くなってきまして結果、指の動きも固くなって腱鞘炎みたいな。

逆に言えばこの事に気をつけている時って結構、無茶やっても腱鞘炎になりませんでした。

まとめると、

①極端に指を使う。

②腱を束ねている元の筋肉が疲労。

③筋肉疲労が更に上腕(肘から上)にも伝搬。

④上腕の筋肉疲労は肩に。すると肩こりが酷くなる。

⑤肩こりで血行が悪くなる。

⑥血行が悪くなると腱の周りが滑らなくなる感じ。でも無理して動かす

⑦腱鞘との摩擦が大きくなって腱鞘炎発症

以後、①~⑦や⑦~①を行ったり来たり。

って感じかなと思うわけです。

ならこの ①~⑦ の連鎖を断ち切ってやれば治り始めるって訳で。

実際、自分の場合は治り始めます。

治し方

ここに書いてる内容はホントに自己責任でお願いします。

何度も書きますが症状悪化しても絶対に責任持てませんのでm(_ _)m

自分の場合、だいたいこのやり方でかなり改善されます。

手首より上の筋肉をほぐす。

湿布で血行促進。

肩こりの改善。

手首の固定。

正直、整形外科に行っても外科的に手術されるか患部に注射打ってもらう以外は治らないし。後はリハビリコーナーで 理学療法士 さんにモミモミしてもらう位ですもんね。

ホント、ずーっと通っても治らないもんね。

ひどくならない自信があるなら自分でケアしても同じじゃないかと思いまして。

湿布

自分の場合、痛い処はもちろんですが先ほども書いた様にその痛みが繋がっている元になる辺りに湿布をはると抜群に効果があるんですね。

例えば、下図の様に。

湿布を貼る処を図示
指が痛くペンが持てないのでマウスで書いたらちょっと怖い絵になってる^^;

赤色が温感湿布。青色が冷感湿布です。

炎症起こしている痛みのある部分以外は温湿布の方が効果があったです。

血行を良くする湿布

で、腱鞘炎起こしている部位への湿布ですが。

腱鞘炎起こし始めは冷やしたほうが痛みも引いた感があります。

炎症を抑える湿布

でも痛みが一週間とか続く場合は温湿布も良いかと思います。

これは数時間から一日、貼ってみて酷くなったら違う方の湿布をという感じで判断しています。

肩を温める温熱パッド

わたしこのシリーズメチャメチャお世話になっています。

肩のコリをほぐすアズキのチカラ

レンジでチンするだけなので寝る前にほぼ毎日使ってます。

これと同じ様に目用のもあります。

目の疲れを取るアズキのチカラ

2つともチンするとアズキの香りが漂ってきてとても気持ちよくなれますよ。

サポーター

とにかく痛みのある親指は動かさないのが一番。

というか動かすと激痛で動かせませんけどね(笑)

ですのでちょっと動かしてしまって激痛が来ないように固定するためにはサポーターがとても効果的かと思います。

市販の物が色々売られていますが自分が試した限りで感想を書いてみます。

手首を保護するサポーター

手の保温という意味では良いですが動きを固定する機能はほぼ無かったですね。寒い季節に手首を守るためには良いと思います。冬場の自宅での練習時にはこの手の物を使っています。

結構、グッと固定してくれる感じです。ぴったり感があって指の動きが制限されるので自然と安静に出来ますね。

仕事時に使用しています。

  

これはホントに強力に固定してくれます。

寝る時はこちらを使っています。

私、飼ってるワンコが布団に入ってきて私の腕枕で寝るのですが寝ている時に無意識で布団をかけてあげたりする時に激痛が走るのでこれが手放せません(笑)

マッサージ

痛いところは絶対に触ったらダメです。

下手に触るとホントに数時間後にはもっと酷い状態になったします。

その上腕部分の筋肉部分はゆっくりと擦るようにマッサージしてあげると次の日、かなり痛みが取れていたりします。

体操

とにかく腕を回して肩周りの筋肉をほぐします。

更に下図みたいに腱鞘炎を起こしている腕をストレッチすることで痛みの範囲が限定されてきますよ。

腱鞘炎になったら肩の後ろに腕をまわしてストレッチすると痛みがマシになします。

痛くない方の手で 痛い手首の腕をグイッと背中の方に引き寄せます。

こんな感じで背中に引き寄せてやると痛みのある手首の痛みが無くなるポイントがありまして(ホントに)その状態で暫く保持するストレッチを日に何回かすると痛みもマシになってくるんですよね。

予防

ストレッチ

とにかくストレッチが大事です。

楽器の練習するならその前にも後にも。

肩回し首まわし等。とにかく身体を動かすように。

体勢

後、私などは仕事で一日中、パソコンのキーボード打ってますが手首をそらすような打ち方はダメです。

ちゃんと手首の下にこの様なアームレストをひいてあげます。

手首を守る為のアームレスト

出来るだけ手首に負担がかからないようにすることが大事かと思います。

食生活

基本は水かと思います。

とにかく水分が不足したら色んな悪い症状が出てきます。私の場合。

もともと、あまり水分は摂らない方でしたが周りの人達や自分の状態見てると水分摂らないとホントに怖いことになってるパターンが多いですね。脳梗塞や動脈硬化等。

後はミネラル、ビタミンが不足してもダメですね。

ちなみに最近、 ドケルバン腱鞘炎 だけではなくへパーデン結節を発症しまして。

以前、腱鞘開いた左手中指の第一関節が変形し始めてかなり痛かったのですが食生活の改善とミネラル分のサプリ摂ったりしてなんとか食い止めています。

このあたりを飲んでます。

カルシウム、マグネシウム不足だと発症してくるそうで。

今も第一関節が結構盛り上がってて触ると痛いのですが進行は止まっている感じです。

    

色々書いてみましたが。

とにかく急激な運動や練習、偏った食事等。

無理されないようにしてくださいね。

若い時は平気でも歳取ると一気にそのツケがやってきますよ。

でわでわ(*^^*)