スティーブ・ジョブズが亡くなりしてビックリしていたのですが自分的にはBert Janschが亡くなった事も悲しかったです。
自分が中学生の頃、ブルーグラスとブリティッシュ・フォークが好きで必死で貯めたお金で買ったペンタングルのギタリストが来日するという事で今は無い大阪、百又ビルの地下にあったバーボンハウスにドキドキしながら行ってから30年以上の歳月が経ってたんですよね。
時々、ライブもやってたみたいだし相方だった ジョン・レンボーンもまだまだ現役で活動しているし・・・・ちょっと早すぎるなぁ~って感じがします。
バーボンハウスのライブ時には演奏が始まった時点でほぼ酔っ払い(^_^.)
30分程演奏した後、
「ちょっと待ってて。休憩」
なんていきなり言ってそのまま帰ってこなくなるバート・ヤンシュ。
一人ステージに座ってるサポートミュージシャンのマーティン・ジェンキンス(^.^)
あまりに間が持たなかったんでしょうねぇ。
マーシン・ジェンキンスが
「じゃーちょっと弾いときますわぁ~」
みたいな事を言ってブリティッシュ・フォークのライブでは演奏されそうで演奏されないフィドルチューンメドレーをガンガンに弾いてくれました。
これはマジでカッコよかったですねぇ。
そうこうしているとバーボンハウスのおにいちゃんが。
「すみません。バート・ヤンシュは飲みに出かけて未だ帰ってきていません。帰り次第ライブをしますので。」
なんてビックリする様なアナウンスがあったりして(爆)
それから暫くして完全に酔っ払って歩けなくなる寸前のバート・ヤンシュが戻ってきまして(笑)
熱い熱いライブが続けられました。
ちなみにバーボンハウスでは事故が起きて閉鎖されるまではよく行きました。
特にテクニカルなギタリスト(渡辺香津美)やチャー、ボーカルでは上田正樹等、今はメジャーになってる人たちがホントに目の前で観られたんですよね。
個人的にはバナナホールよりも好きだったなぁ~なんて思います。
とにかくご冥福をお祈りします。