今日ではおなじみのカントリーミュージック、ブルーグラス、ポップス、ロックにいたるまでとてつもなく影響を与えているのにあまり日の目を見ていない?と個人的には思っているアパラチアンミュージックについての動画を少し集めてみました。
ではアパラチアンミュージックって何?って話なのですが端的にいえばアイルランドやスコットランドに住んでた人達が大西洋を航海しやっと新大陸にたどり着きますがその行く手を阻むように立ちはだかった南北に伸びる大きな山脈、アパラチア山脈を前にしてもう内陸に進む元気ないわぁ~って感じかどうかはわかりませんが大西洋を渡った多くの人がここに定住したんですよね。
そしてその周辺に定住した人達が発展させた音楽なんですが。
さらに荒っぽい言い方をすればこれらの音楽が後のオールドタイム~ブルーグラス、カントリーに繋がり、一部はロックやポップスなんかにもかなり影響を与えるようになるのですが。
そんなアパラチア山脈には今でも伝統的な生活と音楽を演奏する人達がたくさん居まして此処最近はそういう音楽がとても注目されてたりするんですよね。
アイルランドの音楽もメジャーになってきましたが世界ではもっと大きなうねりがいくつも出来てる様に思います。
本当はもっと詳しく書きたいですが凄く大きなくくりで書いています。
また機会をみつけて詳しく取り上げる予定ですのでご容赦を<(_ _)>
というわけでそんなアパラチア山脈の生活と音楽が紹介されている動画をいくつか集めてみました。
まずはアパラチアンな生活を紹介した動画
最初はちょっと恐い(^_^.)
これは良いですよぉ~
フェスの模様なのですが色んなフィドラーやユニットが出てきます。
こんどはダンスのコンペティション
ジャムの様子をいろいろ
という感じで概要というか雰囲気が伝わってきたでしょうか?
というわけで今度は個別にいろいろ。
先ずはバンジョーから。
バンジョーってアメリカの楽器ですが起源としてはアフリカから連れてこられた黒人の人達によって伝えられたアフリカのAkonting (エコンティー)って民族楽器というのが定番ですね。
こんな楽器ですよ。
これモロにオールドタイムの雰囲気ですから(^_^.)
これをちょっと改良したものが初期のフレットレスバンジョー
ひょうたんをボディーに使ったりしたものですね。
さらに進化してボディーに木材をつかってもっとヘッドのテンションが上がるように改良したスタイル。
これなんて今でもよく使われています。
さらに進むとこういうノリのバンジョーに進化しますね。
とりあえずフレットレスバンジョーで且つオールドタイム系音楽用のバンジョーに関してでした。
次はフィドルなんですが正直専門外なので偉そうな事は書けません(^_^.)
ただアイルランドやスコットランドみたいな地域がわかる様なきっちりとしたスタイルではなくもっと個人的なスタイルが沢山あるように思います。
さらにチューニングに関してもクロスチューニング(AEAE)なんてチューニングにしてみたりダブルストップでの演奏でドローンが鳴るような工夫が奏法に取り入れられている様に思います。
私の大好きな Bruce Molskyさんのフィドル演奏を幾つか。
3つ目なんて後半めちゃめちゃカッコ良いですよ。
粋ですねぇ。
難解なフィドルチューンを素敵に演奏するのも良いですが個人的にはこういうスタイルが大好き。
というわけで最後はオールドタイム系のユニットを.
[mryl]qfqIYN4KBc8[/mryl]
[mryl]7LPHhNGTNPE[/mryl]
というわけでいろんな音楽に目を向けると楽しいと思いますよ。
そうそう。
アパラチアンな雰囲気をお手軽に味わいたいのならこの映画がおすすめ。
ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム-アイリッシュ・ソウルを求めて- [DVD]
コメント
[…] ちなみに以前、アパラチアンミュージック関連の動画をいろいろ なんて記事でアイルランドやスコットランドから大西洋を渡ってアメリカに移民した人達が作りあげた音楽に関し少し […]