ハンマーダルシマー
(Hammmered Dulcimer)
概要
台形の箱に張った弦をバチでたたいて音を出します。
それでハンマーダルシマー(たたくダルシマーと呼ばれています)
アメリカで細々と演奏されていた楽器ですが50年ほど前からリバイバルが起き今では結構、ポピュラーな楽器になってますね。
演奏されるジャンルもオールドタイムだけにとどまらずアイリッシュ、環境音楽、癒し系、etc. とてもたくさんのジャンルで使用されています。
更に一度きいただけで魅入られてしまう音色も相まって今日、結構な人気です・
難易度 ★☆☆☆☆ ~ ★★★★★
見た目はいかついですがこんなに簡単に弾けて良いのかなぁ~?って位に短期間でさまになる様になります。
あくまでもさまになってる様に見える。という感じですが。
確かに複雑に音を入れる演奏をするとどの楽器でも同じようにむつかしくなりますがメロディーを演奏するだけならホントに簡単に演奏できます。
鍵盤楽器の様に調によって押す指の順番を覚える必要が無く基本的なG、D、A、C、F位のキーであれば全て同じ音の並びになっています。
基本的な並びを一つ覚えればそれを上下に移動させれば異なったキーでも演奏できます。
更に最初の内は伴奏音を付けなくてもメロディーの音だけでも十分満足出来るかと思います。
そして簡単な伴奏ならとにかくメロディー音の近くの隣のブリッジの弦を叩けば何とかハーモニーになるような構造になっています。
ですのでとっかかりは楽です。
酷使する身体の部位
楽器の持ち運びで腰を使い更に演奏時に前傾姿勢をとることが多いので腰を痛める事が多いように思います。
私も長時間演奏すると腰が結構痛かったですね。
ただし実際音を出すのは二本のハンマーで弦を叩くだけなので何某かの理由で弦を押さえられない等、身体的なハンディキャップを持った方にもおススメできる良い楽器だと思います。
価格
過去に自サイトで幾つか記事を書いていますのでそちらお参照していただければ。
コース数(弦の数)が少ないものであれば8万位から。
最高に高いものでも50万以下です。
なお、楽器の購入に関しては色々とされている方も居られますね。
わたしもご相談位にはのれますが。
始め方
今はこの楽器を習える場所も数か所ありますよ。
検索してみてください。
参考動画等
ハンマーダルシマーと言えばアイリッシュって位にアイリッシュ系の音楽を演奏するための楽器と思われている節がありますが実はアメリカのオールドタイム系の音楽で使用されているのがメインでした。
と言うわけでその辺りの物から徐々にモダンな演奏をご紹介。
オールドタイム
アイリッシュ、イングリッシュ、スコティッシュ系
こちらの系列になると何故かJIGを演奏される方が多くて不思議。
私はREELの方が楽なんですが(^-^;
この方のダルシマーおそらく手作りだと思うのですが構造がアレなのに結構良い音しててビックリです。
コンテンポラリー
こちらはアメリカのハンマーダルシマーではなくてドイツのハックブレット呼ばれるハンマーダルシマーの仲間ですね。
ポップスを演奏される方も多いですね。