チャンターチューニングを容易にするパテント

自分は普段、ソフトウエア開発hしているのすがその関係でパテント関係の資料をよくみています。

そこにはパイプ関連のパテントも物凄い数があって結構面白いんですよね。

ご紹介するのはUnited States Patent US7115804ってパテントでチャンターに刺さったリードを調整する事でチューニング容易にするというもの。

Adjustable chanter for bagpipes

資料としてはAdjustable chanter for bagpipesにありますよ。
(※ さらに詳しくは Download PDF 7115804 pdf

このアイデア、37のネジを回すとチャンターリードが差し込まれている内側の筒が上下してビミョウなチューニングが可能になるという感じでしょうか。

この装置がついていない多くのチャンター(これが普通ですが)の場合、チャンターリードの差込部分に巻いた糸やシールドテープの量を調整し差し込み量を変更してチューニングしています。

もし、デフォでこの構造がチャンターに付くと結構楽になるかと思われます。

後、バックDの穴(チャンター後ろの左手親指で押さえる穴)の横に小さなネジが付いていてそのネジを回すとバックDの穴の大きさが変わって微妙なチューニングが出来るモノも見た事があります。

とにかくアイデアは色々ありますが個人的に良いなぁ~と思っても実際には普及していないのは何故なのかはわかりません。