※最近改定しました。
自分が参加しているユニット等、アイルランドの音楽以外も色々やってますが何故か紹介される時にはアイリッシュミュージックってくくられます。
それだけアイリッシュ系の音楽って認識されつつあるのかなぁ~って思う今日このごろです。(※とは言えまだまだ一部の層だけかと思いますが)
そんなアイリッシュ系とは違ってグレートブリテン島北部にはスコットランドという国がありまして(あえて国と言っていますが実際にはUKの一つ、連合王国のメンバーですね)
そのスコットランドと言えばネス湖でネッシー。またはスカートはいたバグパイプの楽団なんて連想がよくされるのですが・・・・
例えるなら日本といえばサムライ、ゲイシャ位のレベルの連想なのはもういい加減やめてほしいところ(^_^;)
場所的にはこんな処です。
自然満載のとっても素晴らしい場所ですよ。
ハイランド(スコットランドの高地の事)に行くと秋からはヒースが一面に咲きほこり荒涼とした大地が紫や黄色に色つきます。
もちろん素晴らしい音楽も沢山あります。
ただ文化的にもアイルランドとは似て非なる地域なのですが日本だとアイリッシュ系ってひとくくりにされてたりしてちょっと悲しいですね。
アイリッシュ系でもスコットランドの曲だけどアイリッシュチューンとして演奏されてる曲も結構あって。
このあたり良い曲ならなんでも良いですけどね♫(^^)
そんなスコットランドのお気に入りを幾つか。
個人的にロックやポップス、トランス系が好きなのでそちら方面からですが。
Manran
先ずはこちらのサイトでも何度もご紹介しているManran。
※サイト観られてる方のリアクションはほぼ無いですが(^_^;)
紆余曲折色々あってメンバーが入れ替わる度にグループのカラーが少しずつ変わるのですがそのどれもが素晴らしい変化で毎アルバム毎に楽しめるグループです。
個人的にはボーカル、Norrie MacIverが居てくれてた頃プラス、2021年位のインストサウンドが混ざりあったら最高なんですが。
まずはカッコいいインストモノ。
初期は歌もの中心でその間を超絶楽器勢が埋め尽くす感のあったグループでした。
こんな感じ。
こういうリルティング系はスコットランドのグループだととても多いのですがめちゃめちゃカッコいいですね。
彼が抜けた後、フィドル&パイプの方がボーカルされてましたが個人的には全く好きになれないボーカルだったので残念だったんですよね。
いつも思うのですがボーカル中心でやっててその伴奏でギター弾いてる人がインスト志向の強いメンバーの中での立ち位置ってなかなかに難しいなぁ~ってことで。
その逆も然りでインスト好きなメンバーからするとボーカルに比重が置かれるとちょっと不完全燃焼気味になったりして。
なので初期のNorrie MacIverがバリバリボーカルやってる時等はインスト勢も満足って感じの凝ったアレンジされててかなり面白いんですよね。
なお、彼の歌声はFBの自宅ライブ等でメチャ良い感じで聴けますよ。
再生メディアをFBにするとコメントも見られて面白いです。
Amazing Glace や We the circle be unbroken 等お馴染みの曲もカッコ良いノリで歌ってくれています。
そのNorrie MacIverが抜けたあと、しばらく自分の中ではMANRANのアルバムはインスト部分だけ聴いてたのですが数年前にKim Carnie嬢が参加してからもうバンドカラーが一新しまして。
まずは一曲。
リルティングで攻めてきてますね♫(*^^*)
もちろんインストは更にカッコよくなってますよ。
このセットの2曲目なんてスコットランドの曲そのものってノリの音構成がカッコいいです。
あとはアレンジですね。
正直、この辺りの作り方は絶対にスコットランド系のグループは群を抜いてるかと思います。
Skipinnish
私のお気に入りNorrie MacIverが現在参加しているのがこちらのSkipinnish
初期のアルバムだとモダンと言うよりもっとガッツリとスコティッシュトラッドしてて昔からこの手の音楽聴いてる方にはオススメ。
manranが楽器テクニック押しなのに対してこちらのグループはボーカルと楽器の演奏がとてもバランスよくて緊張感無く聴けるところが凄くお気に入り。
なので個人的にはこのアルバムが大好き。
演奏もモダンな音使いでちょっとパンクロックな香りもあっていわゆるポップス好きな方には良いと思いますね。
Skerryvore
ツインハイランドパイプでガツガツやってくるロックなユニットですよ。
自分が好きなのはこちらのユニットもボーカルがかなり良い感じなんですよね。
サウンド的にはちょっと8,90年代の雰囲気もあったりして。
In Tua Nua 等(^_^;)
フォークっぽい曲からテックスメックス風のリズムを使用した曲等、幅広いアレンジが魅力で。
最後はちょっと長いですがライブの模様を。
なんというかお客さんの幸せ感が伝わってくる感じが良いですよ。
そして最後に登場は、
Rura
もう自分の中では最高なグループですね。
Ruraです。
アレンジから曲作り全てにおいて最高のサウンドです。
Bothy Bandに出会ったとき以来の衝撃といいますか。
まずは一曲。
こういう構成や音創りってアイリッシュ系では聴いたことなくて。
伝統的な音創りもいいですが個人的にはこちら系が大好き。
曲の構成や盛り上げ方が伝統音楽の枠から完全に出ちゃってて。
自分が入ってるユニットでも演奏してみたい曲でもあります。
次はライブから。
次はまたまた展開がほとんどプログレ的なアレンジ。
最後は爽やかなセットで締めくくり。
ちなみにこの曲も音取りしてみましたがフィドルは途中からしんどいポジション満載でした^^;
彼らのアルバムにはもっともっといい曲が沢山あってご紹介しきれないのですが少しだけでも素晴らしさを感じていただければと思います。
でわでわ(*^^*)